セミナー概要:
日本の美術館におけるアーカイブズやアーキビストについて、現代美術を中心に近年の動向や事例に触れながらご紹介します。アーカイブズとは、組織や個人が活動を行なう過程で生成された記録、およびこれを保存する機関です。そしてこれらの収集・整理・保存・公開を担う専門職が、アーキビストです。
美術館には作品のほかにも、館の活動や収蔵品、作家にまつわるさまざまな記録、資料が保存されています。ここではアーカイブズと美術館、そして図書館とのかかわりや、これらに共通する“物質”と“情報”というふたつの側面について考えます。また保存修復とアーカイブズは、ともにマージナルな領域として可視化されづらい仕事です。この機会に、互いの協働の可能性にも目を向けることができればと思います。
主催:Global Conservation Platform
日時:7月29日(土)10:30-11:45
場所:オンライン (zoom)
受講料: 2,300円
受講券購入先 https://gcp20230729.peatix.com/
鏑木あづさ
司書・国立公文書館認証アーキビスト
東京造形大学造形学部デザイン学科卒業、慶應義塾大学大学院文学研究科図書館・情報学専攻前期博士課程修了。東京都現代美術館、埼玉県立近代美術館などに司書として従事。企画に「大竹伸朗選出図書 全景1955-2006」(東京都現代美術館、2006年)、「Decode/出来事と記録」展の資料展示(埼玉県立近代美術館、2019年)、「MOMASコレクション リサーチ・プログラム 関根伸夫と環境美術」(埼玉県立近代美術館、2021年)など。
※本セミナーはライブ配信のみを予定しております。アーカイブ配信の予定がないことを事前にお伝えしておきます。
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本セミナー運営団体について:
Global Conservation Platform
2021年7月設立。コンサヴェーション(保存修復)および関連分野の専門家によるセミナーを運営する団体です。セミナーを通じて知識や経験をシェアしあうことで疑問を解決し、議論できる場を提供するとともに、 コンサヴァタや関連分野の専門家がボーダレスに広く繋がることのできるプラットフォームと なることを目指しています。
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