【日 程】2023年11月4日(土)10:00〜19:00
【開催形式】オンライン(Zoomウェビナー) ※事前申込不要
ウェビナーID:864 6902 7572 入室開始 9:50
パスコード:68505150
【使用言語】日本語・中国語(通訳あり)
【概 要】
公文書の適正な管理・保存の仕組みを発展させるためには、どのような条件が整備されなければならないだろうか。そのための法制度は、どのような内容であるべきか。本研究集会では、公文書の管理・保存の制度について、わが国と、わが国と密接な関係を持つアジア(台湾とモンゴル)及びわが国の制度に歴史的に重要な影響を与えてきたドイツの制度の現状との比較を行い、併せて、アーキビストが専門職としての役割を果たすための条件を検討する。
【プログラム】
10:00〜11:00 「わが国における公文書管理法制の現状と課題」
佐藤英世(東北学院大学法学部教授)
11:00〜12:00 「アーキビスト認証制度と専門職問題・非正規職員問題」
菅真城(大阪大学ミュージアムリンクス〔アーカイブズ〕教授)
12:00〜13:00 昼休憩
13:00〜14:00 「台湾における公文書管理法制の現状と課題」
劉建宏(台湾・国立中正大学法律学系教授)
14:00〜15:00 「モンゴルにおける公文書管理法制の現状と課題」
バトトルガ・ドゥルグーン(モンゴル・最高裁判所附属司法研究所長)
15:00〜15:15 休憩
15:15〜16:15 「ドイツにおける連邦公文書館とアーキビスト養成」
折登美紀(福岡大学法学部教授)
16:15〜17:15 「公文書管理における専門知」
安田理恵(追手門学院大学法学部准教授)
17:15〜17:30 休憩
17:30〜18:30 「公文書の管理・保存と内部統制−専門職としてのアーキビストの役割−」
高橋明男(大阪大学大学院法学研究科教授)
18:30〜19:00 総括・全体討論
19:00 閉会
※お問い合わせは、研究集会事務局 E-mail:event-houkou.law [at] office.osaka-u.ac.jp ([at]を@に置き換えてください) にお願いいたします。
※このシンポジウムは、科学研究費助成金基盤研究(C)「公的文書の管理・保存におけるアーキビストとジェネラリストの役割に関する比較研究」(課題番号:20K01421)から資金を得て実施しております。
シンポジウムチラシ