◆東北大学史料館アーカイブズセミナー(オンライン)
「アクセス・利活用へのアプローチ再考:記録はだれのもの? タウランガ図書館におけるtaonga tuku iho Māoriの保護とアクセスへの取組み」
近年、アーカイブズの脱植民地化やコミュニティ主導型アーカイブズ構築など、包摂的で多様なアーカイブズを目指す動きが国際的に広がっています。
そのような中で記録のアクセスと利活用を考える際、アーキビストとアーカイブズにおける「Cultural Awareness (異なる文化の認識)」は欠くことのできない要素であると言えます。
本セミナーでは、"Pae Koroki ( オンライン・プラットフォーム)" にMātauranga Māoriを含めるにあたり、マオリの伝統・文化を尊重し、彼らの価値観や理念を反映したツール(例えば、情報アクセスに対するPākehā*とMāori両方の視点を視覚化したフレームワーク"KaitiakitangaFramework")を開発することに成功したタウランガ市図書館ヘリテージ・リサーチ・チームに mātauranga taonga tuku iho Māori の保護とアクセスへの取組み事例についてご紹介いただきます。
[セミナーの詳細]
日時:2025年2月24日(月)10:30~12:00
開催方法:Zoomによるオンライン開催
言語:英語・日本語(同時通訳あり)
申し込み:Googleフォームよりお申し込みください
(https://forms.gle/Sac5F85m2B3iBKym7)
※案内チラシにはQRコードを貼付しています
申し込み締め切り:2025年2月22日
お問い合わせ: 東北大学史料館 desk-tua*grp.tohoku.ac.jp (*を@に変更してお送りください)
主催:東北大学史料館、JSPS科研費JP23K00961
[プログラム]
10:30 ご挨拶 加藤 諭(東北大学史料館教授・副館長)
白川 栄美(東北大学史料館協力研究員)
10:40 発表 タウランガ図書館ヘリテージ・リサーチ・チーム
Harley Couper (ヘリテージ・スペシャリスト)
Amie Rolleston(Mātanga Taonga tuku iho Māori)
11:40 質疑応答
12:00 終了