平成22年度第2回調査・研究委員会議事録
1 日 時 平成22年8月27日(金) 午後2時〜5時30分
2 場 所 外務省外交史料館展示室見学後、外部の貸会議室にて開催
3 参加者(所属等)
亀田孝(委員長、埼玉県立文書館長)、富永一也(副委員長、沖縄県公文書館)、
富田健司(芳賀町総合情報館)、早川和宏(大宮法科大学院大学)、
福島幸宏(京都府立総合資料館)、森本祥子(学習院大学大学院)、
柳下宙子(外務省外交史料館)、
欠席:なし
4 開 会 亀田委員長(挨拶)
5 報告・協議
(1)報告
・平成22年度第1回委員会議事録、平成22年度第1回役員会議事録、について
報告し、承認された。
・第1回委員会以降の関連団体の後援事業について報告し、承認された。
(2)協議
@ 研修会・研究会について
・11月4日(木)開催の「公文書館機能普及セミナーin高知」については、メ
イン名称を「公文書管理の新地平ー法と実践ー」とする。
・内容は、@「公文書の管理と法」(早川委員)、A「公文書館機能の役割と将来
像」(福島委員)、B「公文書の評価選別」(沖縄県公文書館 大城博光氏)、
C「文書資 料の保存管理」(柳下委員)。対象は県・市町村職員と全史料協会
員及び一般県民とする。
・企業史料協との合同研究会については、来年2月4日(金)に資料保存セミナー
として首都圏(さいたま市)で開催予定。内容は、調査・研究テーマの@「既存
施設を活用した公文書館施設に関する調査結果」(東文研:佐野千絵氏)、A
「やまぎん史料 館における史料保存の取り組み」(やまぎん史料館職員)、
B「ケルン市歴史文書館 倒壊と市民による救助活動」(歴史資料ネットワー
ク:松下政和氏)とする。
A 調査・研究テーマについて
・福島委員より提案があった「公文書館機能の評価指標案」について内容を検討し
た。今後、さらに項目等を検討し、京都大会分科会での本番報告に備える。
・「既存施設を活用した公文書館施設に関する調査」については、現在、既存施設
を転用している公文書館2館について現地調査を実施し、その結果を踏まえて、
富田委員を中心に現状確認のアンケートを作成、会員その他関係機関へ発送する。
また、アンケート結果を整理した上で転用するために最低限必要なガイドライン
を最終的に策定し、2月の資料保存セミナーで佐野先生より報告していただく。
B 第36回全史料協全国大会(京都大会)について
・当委員会に報告依頼があった2日目の大会テーマ研究会報告V「公文書館機能の
自己点検・評価指標(仮題)」については、早川委員・富永委員が報告し、森本
委員が司会を行う。
C その他
・全国図書館大会奈良大会第9分科会は、「地域資料をめぐる図書館とアーカイブ
ズ」がテーマ。福島委員が事例報告1「アーカイブズへの展開ー図書館への提言
ー」の報告者として参加する。
6 その他
7 閉 会