平成23年度第1回調査・研究委員会議事録
1 日時 平成23年5月23日(月)午後1時30分〜5時30分
2 場所 沖縄県公文書館 1階 会議室
3 参加者(所属等)
宮城正侑(沖縄県公文書館管理課長:久田委員長代理)、新井浩文(埼玉県立文書
館)、早川和宏(大宮法科大学院大学准教授)、大谷周平(琉球大学附属図書館)、
呉屋美奈子(恩納村教育委員会・図書館準備室)、玉川紘子(大分県別府市年金
保険課)、富永一也(沖縄県公文書館・事務局)
欠席:久田裕(委員長:沖縄県公文書館長)
4 開会 宮城正侑課長(挨拶)
5 委員紹介
6 副委員長選任
全員一致で新井浩文委員を選任。
7 報告
(1) 調査・研究委員会について概要説明(新井副委員長)
(2) 平成22年度事業及び決算について報告
・大幅に繰り越すこととなった経緯については、既存施設の転用などの実態調査につ
いて、外部委託の予算を組んであったが、結局内部の人材で行ったため。
(3) 後援依頼について
埼玉県地域史料保存活用連絡協議会「国際アーカイブズの日の制定記念公開講
演会:「江戸幕府と情報管理」(平成23年6月7日 於川越市立博物館)への後
援依頼を承認。
(4) 東日本大震災への対応について報告
新井副委員長から、4月25日に東京で開催された全史料協臨時打合せ会議の報告が
あった。
(5) その他 特になし
8 協議
(1) 今年度の事業計画案について
ア. 平成23年度事業計画(案)について承認された。
イ. 平成23年度予算(案)について承認された。
(2) 調査・研究テーマについて
ア.「公文書館機能の評価指標について」
パブコメを募る(6月〜)※HP/URLリンク,ツイッター,スカイプ等にて
→集計(7月)※委員会でなにかしら活かした形での最終案にする
→全国大会での報告(10月下旬)
イ.「専門員問題について」
ウ.「中長期的な資料保存計画について」
(3)研修会・研究会について
・「公文書館機能普及セミナーin沖縄」は沖縄県公文書館主催の公文書講演会との共催事
業を提案。全史料協側のメリットとして沖縄県公文書館講堂が無料で使用でき、公文書
館が市町村・県職員等への呼びかけも行うため、聴衆を共有しつつセミナーの意義が増
すこと。公文書館側のメリットは、公文書講演会の予算と、全史料協のセミナー予算を
合算することで、内容をより充実させ、また、現場の専門家である全史料協の会員から
人選できることがある。
開催時期は、沖縄県公文書館事業(クリーン作戦)と兼ね併せて調整したいが、セミナ
ーと第2回委員会を同時期に開催することで旅費の削減をしてはどうかとの提案あり。
(これは結局無理であった)セミナーは2日間予定日設け、対象を一般向けと行政職員
向けの分類化を行い、全史料協会員向けにも開催を呼びかける(これは沖縄県公文書館
担当者との調整の結果、1日の日程となった)。
・第3回調査・研究委員会と併せて「専門職問題セミナー」の開催を提案。
時期は平成24年2月頃。議題案については「図書館司書の経験から学ぶもの」
(4)役員会に諮る事項について
・平成23年5月26日(木)で平成23年度調査・研究委員会事業計画案・予算案について承
認を得る。当日は久田委員長に代わり、代理で新井副委員長が出席。
(5)その他
第37回全史料協全国(群馬)大会開催要項・大会日程について
震災関連のトピックが多い印象。時期としてまだ生々しいのではないか。大会1日目
研修会Dを2日目の分科会Aと変更することで,議題をスリム化し、2日目の全体会T
のテーマを「公文書管理法と永年保存」に切り替えることで震災関連中心の大会とな
ることを避けたい。