全国歴史資料保存利用機関連絡協議会【全史料協】

会誌『記録と史料』

   
 第27号 (2017年3月刊)  目次・英文目次
■特集・災害経験にまなぶ―常総と熊本の事例から―
特集にあたって  広報・広聴委員会  
関東・東北豪雨による水損文書の復旧活動倉持  敏
(常総市総務部総務課法制室)
資料(文化財)レスキューボランティアに参加して感じたこと・考えていること横内 美穂
(宮代町郷土資料館)
熊本地震被災文化財復旧への応援―博物館広域ネットワークの取り組み―本田 光子
(九州国立博物館)
平成28 年熊本地震
熊本県内自治体への公文書に関する被災状況等調査を実施して
橋本 竜輝
(調査・研究委員会
 天草アーカイブズ)
■研 究 
アーカイブズの役割を見つめ直す
―「地域文書館」・「開かれた行政」を目指す板橋区公文書館の現状と課題―
北浦 康孝
(板橋区公文書館)
■アーキビストの眼 
全史料協近畿部会第130 回例会の記録1東京大学文書館における資料管理のとりくみについて:理論の理解と実践の試み
 例会企画の経緯と趣旨について
河野 未央
(尼崎市立地域研究史料館) 
 全史料協近畿部会第130 回例会の記録2東京大学文書館における資料管理のとりくみについて:理論の理解と実践の試み  森本 祥子
(東京大学文書館) 
全史料協近畿部会第130 回例会の記録3東京大学文書館における資料管理のとりくみについて:理論の理解と実践の試み
コメント
松崎 裕子(公益財団法人
渋沢栄一記念財団企業史料
プロジェクト担当)
 
 全史料協近畿部会第130 回例会の記録4東京大学文書館における資料管理のとりくみについて:理論の理解と実践の試み
ディスカッション要旨
河野 未央
(尼崎市立地域研究史料館)
平成28 年度 公文書館機能普及セミナー2016 in 山口
“現在(いま)、求められる公文書管理と公文書館―備えるべき機能と役割―”の開催を終えて
橋本 竜輝
(調査・研究委員会 天草アーカイブズ)  
■世界の窓 
第18 回ICA ソウル大会に参加して 定兼 学
(全史料協副会長
 岡山県立記録資料館)
第18 回ICA ソウル大会に参加して:ビジネス・アーカイブズの動向について 松崎 裕子(公益財団法人
渋沢栄一記念財団企業史料
プロジェクト担当)
 
韓国記録専門家協会について イ・サンミン
(韓国記録専門家協会会長)
松崎 裕子 訳
■アーカイブズ・ネットワーク
山形県公文書センターの設立山内  励
(山形県地域史研究協議会)
印西市立木下交流の杜歴史資料センターの開館によせて小池 康久
公害資料館ネットワークの活動と資料保存林  美帆(公益財団法人
公害地域再生センター(あおぞら財団)
西淀川・公害と環境資料館)
■書評と紹介
坂口貴弘著『アーカイブズと文書管理:米国型記録管理システムの形成と日本』金子 彩里香(東京外国語大学大学院博士後期課程)
エリザベス・シェパード ジェフリー・ヨー共著 森本祥子 平野泉 松崎裕子編・訳『レコード・マネジメント・ハンドブック:記録管理・アーカイブズ管理のための』  富永 一也
(沖縄県立芸術大学事務局総務課) 
国文学研究資料館編『近世大名のアーカイブズ資源研究:松代藩・真田家をめぐって』戸森 麻衣子(日本学術振興会特別研究員)
神奈川地域資料保全ネットワーク編
『地域と人びとをささえる資料:古文書からプランクトンまで』
山内 利秋(九州保健福祉大学)
山内宏泰編集『東日本大震災の記録と津波の災害史:リアス・アーク美術館常設展示図録』 毛塚 万里(志度寺学芸員 日本アーカイブズ学会登録アーキビスト)
白水 智著『古文書はいかに歴史を描くのか:フィールドワークがつなぐ過去と未来』  福嶋 紀子(松本大学) 
学校・施設アーカイブズ研究会編著『学校・施設アーカイブズ入門』  富田 健司(芳賀町企画課) 
ヴー・ティ・フン グエン・ヴァン・ハム グエン・レ・ニュン著 伊澤亮介 訳『ベトナムアーカイブズの成立と展開:阮朝期・フランス植民地期・そして1945 年から現在まで』大野 美紀子(京都大学東南アジア研究所) 
■資料ふぁいる
平成28 年熊本地震被災地における公文書等の保全・保存に関する要望書 
会員刊行物情報
全史料協この1年
全史料協会則、投稿規程執筆要領、編集後記