会誌『記録と史料』
第30号
(2020年3月刊)
■特集・会誌『記録と史料』30号記念 史料保存と文書管理の30年を振り返って
特集にあたって
広報・広聴委員会
公文書管理、平成の30年と今後の課題
梅原 康嗣
阿波根昌鴻資料調査会の活動について
冨善 一敏
(東京大学経済学部資料室)
地方文書館の30年これまでとこれから−徳島県立文書館を素材に−
金原 祐樹
(徳島県立文書館)
和歌山県と河内長野市における資料保存
鎌田 和栄
(河内長野市立図書館)
民間資料の所在調査について−北海道の場合−
山田 正
(北海道立文書館)
日本のアーカイブズの30年を振り返る−公文書と地域史料をめぐって−
辻川 敦
(尼崎市立地域研究史料館)
■論考
アーカイブズとアーキビストに関する覚え書き−私文書の作成支援からの提案
毛塚 万里
(志度寺/記録資料研究所)
自治体立文書館における翻刻事業に関する一試論
柴田 知彰
■アーキビストの眼
2019年度 公文書館機能普及セミナーin山形 “求められる公文書館機能の姿とは”の記録
飯島 章仁
(調査・研究委員会/岡山市立中央図書館)
公文書館機能普及セミナー参加記
河津 陽美
(熊本市総務局行政管理部総務課)
令和元年度公文書館機能普及セミナーin山形に参加して
田中 大輔
(山形県上山市庶務課行政係)
■世界の窓
バルト三国のアーカイブズ
加藤 聖文
(国文学研究資料館)
事例報告:米国の州立公文書館と民間アーカイブズ−普及(利用の促進・連携)等についてのインタビューをもとに−
淺野 真知
国際連盟アーカイブにみる1930年代の文書事務−1933年3月27日付国際電報@国際連盟アーカイブを考察する−
小川 千代子
(国際資料研究所)
ウィルミントン大学平和資料センターとターニャ・マウス博士について
筒井 弥生
(筑波大学アーカイブズ)
■アーカイブズ・ネットワーク
埼玉県立文書館のリニューアルオープン
太田 富康
(埼玉県立文書館副館長)
愛媛県西予市における水損行政文書レスキューとその後
高木 邦宏
(西予市教育委員会)
中国四国地区文書館等職員連絡会議について
嶋田 典人
(香川県立文書館主任専門職員)
■書評と紹介
上島有著『新しい中世古文書学−アーカイブとしての古文書(総論篇)』
福嶋 紀子
(松本大学)
新藤宗幸著『官僚制と公文書−改竄、捏造、忖度の背景』
川田 恭子
(学習院大学大学院人文科学研究科アーカイブズ学専攻)
長井勉著『公文書館紀行(第二弾)』取材から見えてきた「今、問われる公文書」
定兼 学
(全史料協参与)
地方史研究協議会編『学校資料の未来−地域資料としての保存と活用−』
冨岡 勝
(近畿大学)
■吉本先生を偲ぶ
■会員刊行物情報
■全史料協この1年
■全史料協会則、投稿規程、執筆要領、編集後記