会誌『記録と史料』　

第33号　(2023年3月刊)
■特集・電子文書管理の現在　―よりよい実務の構築をめざして―
特集にあたって	広報・広聴委員会
電子記録の保存に必要なこと―基礎的な理論に基づく実践を目指して―	金　甫榮 （公益財団法人渋沢栄一記念財団）
大仙市における電子公文書管理の現状と課題 ―電子記録の真正性・完全性・信頼性を求めて―	蓮沼　素子 （大仙市アーカイブズ）
神奈川県立公文書館における電子公文書の選別・保存等について	内藤　潤 （神奈川県立公文書館）
トータル・アーカイブズのための電子文書管理―民間企業事例をもとに―	江藤　敦美 （株式会社NXワンビシアーカイブズ）
■研究
国の自然災害関連文書の移管基準について ―「大震災」に次ぐレベルの災害を中心に―	桜井　英里 （独立行政法人国立公文書館）
公文書の保存期間基準表と評価選別基準―公文書の価値に関する一考察―	富田　三紗子 （大磯町郷土資料館）
■世界の窓
アメリカアーキビスト協会2022年ボストン大会参加記 附録：ガイド付歴史的建造物訪問	筒井　弥生 （筑波大学アーカイブズ）
「国際アーカイブズ評議会2022年ローマ大会・総会」参加記	湯上　良 （昭和女子大学）
■アーカイブズ・ネットワーク
レファレンス協同データベースと識別子ISILの紹介 ―図書館とアーカイブズ機関の情報連携に向けて	上田　志保 （国立国会図書館）
新潟市文書館の開館と事業について	野瀬　浩司 （新潟市文書館）
金沢市公文書館の開館について	山口　涼子 （金沢市公文書館）
香川県立文書館における「認証アーキビスト」資格取得支援について	宮武　和也 （香川県立文書館）
東北大学大学院文学研究科認証アーキビスト養成コースの紹介	加藤　諭 （東北大学史料館）
昭和女子大学大学院におけるアーキビスト養成プログラム導入の取り組みについて	野口　朋隆 （昭和女子大学）
■書評と紹介
阿久津美紀著『私の記録、家族の記憶　ケアリーヴァ―と社会的養護のこれから』	二井　仁美 （奈良女子大学研究院）
長崎原爆の戦後史をのこす会編『原爆後の75年：長崎の記憶と記録をたどる』	山本　唯人 （法政大学大原社会問題研究所）
蛭田廣一編『地域資料サービスの展開』 蛭田廣一編『地域資料のアーカイブ戦略』	呉屋美奈子 （恩納村文化情報センター）
人間文化研究機構「歴史文化資料保全の大学・共同利用機関ネットワーク事業」監修、天野真志・後藤真編著『地域歴史文化継承ガイドブック　付・全国資料ネット総覧』	近藤　浩二 （滑川市立博物館）
下重直樹・湯上良編『アーキビストとしてはたらく　記録が人と社会をつなぐ』	平尾　直樹 （寒川文書館）
福田千鶴・藤實久美子編著『近世日記の世界』	山■　一郎 （山口県文書館） （※■は「崎」の「大」部分が「立」（たつさき））
■資料ふぁいる
中国地方市町村公文書管理アンケート調査について	山本　太郎／嶋田　典人 （調査・研究委員会委員）
■会員刊行物情報
■全史料協この１年
■全史料協会則、投稿規程、執筆要領
■編集後記