記録遺産を守るために
全国歴史資料保存利用機関連絡協議会【全史料協】
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第3分科会
期日
平成20年11月13日(木)13:30〜15:00
テーマ
検証される自治体史編さんと自治体アーカイブズ ―近畿の現状から考える―
報告者
島田 克彦氏(尼崎市立地域研究史料館)
内容
 現代社会において、地域にさまざまな形で残る歴史資料(地域史料)をどのように保存、活用し、将来に伝えていくことができるのであろうか。例えば自治体史編さんやそれに伴う史料収集が恒久的事業となることは特に関西においてまれであり、逆に貴重な史料の散逸が懸念されるケースも少なくない。自治体や大学がかつてない厳しい状況に置かれる今日、史料の保存、活用のあり方は、市民主体に、市民の目線で構想され、検証される必要がある。報告では近畿部会の取り組みを紹介し、課題解決に向けた問題提起を行う。活発な議論を期待したい。