全史料協とは
全史料協は「全国歴史資料保存利用機関連絡協議会」の略称です。
発足は1976年(昭和51年)。1988年の公文書館法施行を契機に、遅れていたわが国の文書館運動が本格的に進展しはじめましたが、このなかにあって全史料協は、文書記録を中心とする記録史料を保存し、利用に供している機関会員と、この会の目的に賛同して入会した個人会員で構成する全国団体です。
全史料協は会員相互の連絡と連携をはかり、研究協議を通じて記録史料の保存利用活動の振興に寄与することを目的としています。
機関会員には、文書館、公文書館、図書館、歴史資料館、自治体史編さん室、および大学資料室等が加盟しています。個人会員は、史料を保存し利用に供する仕事に携わる方々です。
全史料協は、文書館関係機関の世界的団体である国際文書館評議会(ICA)およびその東アジア地域支部(EASTICA)に加盟し、国際交流にも努めています。
About JSAI(EASTICAセミナー報告資料 2015,pdf)