全国歴史資料保存利用機関連絡協議会【全史料協】

平成14年度 研修・研究委員会



「プロジェクト研究U」の提案を募集中!





◇平成14年度第1回委員会
□日 時 2002年(平成14年)5月16日(木)
□場 所 品川区立品川歴史館
□出席者 委員6名(欠席3名)、大会企画委員1名
□審議事項及び結果

1.委員の交替と新任
  @白石健二委員→中村光夫委員(尼崎市地域研究史料館)
  A加藤聖文委員(国文学研究資料館史料館)

2.富山大会研修会の立案
  @基礎コースと発展コースの枠組み〜基礎コース4と発展コース2とする。
  A研修テーマの決定〜Aアーキビストの倫理綱領、B市史編纂から文書館へ、C文書館資料の保存と修復、D文書館の役割、E大学文書館の設立、F写真資料の保存と活用
  B講師候補者の決定〜複数者を選定し、交渉を行い、5月末日までに確定する。
  C司会者と記録者の選定〜研修会参加申込者名簿の確定後に決定する。

3.全史料協・企業史料協第10回合同研究会の構想
  @大学史資料協への参加打診〜大学史資料協役員会の回答を待つ。
  A開催時期と開催場所の設定〜12月までの開催を目標とする。

4.研究プロジェクトの推進
  @プロジェクトUの設定〜研究課題と研究チームを公募する。

5.人文科学とコンピューターシンポジュウム2002の後援
  9月20日(金)〜22日(日)(場所:大阪市立大学学術情報センター)を後援する。

6.公害問題資料保存・活用ネットワークの形成に向けてシンポジュウムの後援
  7月21日(日)(場所:四日市市総合会館)を後援する。

7.次回の設定
  10月15日(火)富山市で開催する。



◇平成14年度第2回委員会
□日 時 2002年10月15日(火)
□場 所 富山国際会議場
□出席者 委員9名(代理者2名)
□審議事項及び結果
1.富山大会研修会の諸準備
   会場、役割分担、研修会次第、関係者事前打 合せ事項、視聴覚機器、昼食会場等の確認を行った。

2.その他
次回は、10月17日(木)、富山国際会議場 で開催することに決定した。



◇平成14年度第3回委員会
□日 時 2002年10月17日(木)
□場 所 富山国際会議場
□出席者 委員9名(代理者2名)
□審議事項及び結果
1.全史料協・企業史料協第10回合同研究会の計画
 大学史資料協の参加を得て、3月、全史料協・企業史料協・大学史資料協3者の合同研究 会を東京で開催することに決定した。全史料協担当者は、青木・加藤・伊藤委員とする。終了後、10年間の合同研究会を総括し、以後の在り方を検討する。

2.研究プロジェクトUの設定
 会誌59号で研究題目・研究チームを再公募したが、提案者はなかった。研究プロジェクトは、研修会につなげる趣旨を再確認して、研究題目と研究チームの設定を再考する。

3.研究会・研修会の後援
 (財)公害地域再生センターシンポジュウム「公害・環境問題資料保存・活用ネットワークをめざして」の実施結果報告を受けた。また、学習院大学国際シンポジウム「記録を守り、記録を伝える」の後援依頼を審議し、後援することに決定した。
  なお、他団体からの後援申請については、会長事務局が受け付け、当該委員会に付託し、後援の可否を審議する手順は、従来どおりであることを確認した。後援を決定したものについて、全史料協会員への通知は、既定郵便物へのチラシ同封程度とし、特別郵送対応はしないことを確認した。全史料協ホームページへの掲載は、管理者である会長事務局の対応とする方向で協議する。

4.その他
 次回の委員会は、3月、合同研究会の開催に併せて、東京で開催することに決定した。



◇平成14年度第4回委員会
□日 時 2003年3月27日(木)
□場 所 国文学研究資料館史料館
□出席者 委員7名(2名欠席)
□審議事項及び結果
1.第10回合同研究会(全史料協・企業史料協・大学史資料協)の開催
 ・日 時 3月27日(木)13:30〜17:00
 ・テーマ 各協議会の設立経緯と活動状況
 ・場 所 国文学研究資料館史料館1階会議室
 ・報告者 鈴江英一氏(全史料協)「全史料協の設立趣旨と活動経緯」、
中村頼道氏(企業史料協)「企業史料協議会の設立趣旨と活動経緯」、
澤木武美氏(大学史資料協)「全国大学史資料協議会の設立趣旨と活動経緯」
2.同研究会の反省 @報告主題と研究討議の内容〜各協議会創立の目標と、その後の活動経緯は確認しあえた。創立に関わった第1世代の情熱を、いかに継承するかが課題になっている現状も確認した。また、現用文書管理段階からの関わりが重要であることも共通の認識として確認できた。
A合同研究会の意義と在り方(総括)〜三者交流の必要性が意識され、特に企業史料協から、中国との国際交流への支援参加が期待されている。次回は全史料協の当番で企画し、企業史料協・大学史資料協へ参加を呼びかける。
3.富山大会研修会の反省
@受講者アンケート集計結果〜経験年数2年以内の者が業務上・情報収集上の目的で初参加している傾向が読みとれる。従って、研修会の構成と内容は、これに配慮することが必要である。
A記録作成〜記録原稿を完成させ、従来通り宮城大会研修会テキストの付録として掲載する。このことは、記録作成目的であるとことと同時に、研修会の受講ができなかった会員への情報提供として、積極的な意義をもたせるものであることを確認した。
4.宮城大会研修会の構想
@研究会との関係〜自由テーマ研究会は、大会企画委員会が担当すべきものであるが、意見交換会の形式については、研修会講義内容に関連したものとして、取り入れることが可能である。合同研究会との区別に付いても、充分に考慮する必要がある。
A基礎コースと発展コースの枠組み案〜4案のうち1案を削除し、1案を修正し、都合3案として、次回に引き継ぐ。
5.研究プロジェクトの推進
@研究プロジェクトTの総括〜「公文書の管理・移管・評価選別について」を、研究プロジェクトチームリーダー安藤福平氏が、『記録と史料』第10号に公表したことを再確認した。また、「都道府県における文書管理−アンケートにみる現状と課題−」を、研究プロジェクトチーム名で、『記録と史料』第12号に公表したことを再確認した。
AプロジェクトUの設定〜研究プロジェクトは、会誌での再公募にもかかわらず、応募者がなかった。次年度の継続課題とする。
6.平成14年度事業報告・決算と平成15年度事業計画・予算
@事業報告・決算書案〜事務局作成原案を承認する。
A事業計画・予算書案〜事務局作成原案を承認する。
7.研修・研究会等の後援
@学習院大学アーキビスト関係国際シンポジウム「記録を守り 記憶を伝える−21世紀アジアのアーカイブズとアーキビスト−」(2002年12月7日)の結果報告を確認。
8.委員の交代
@委員会事務局・委員長の交代〜山口県文書館・青木正典委員長の辞任を承認。後任事務局・委員長の選任は、会長事務局・会長(東京都公文書館・同館長)が実行中。
A委員の交代〜青木睦副委員長辞任を承認、次期委員の選任は、新委員長に一任する。
9.その他
@ 次回の設定〜5月中旬に東京で開催(予定)


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