記録遺産を守るために
全国歴史資料保存利用機関連絡協議会【全史料協】
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平成23年度近畿部会総会(通算19回)及び第111回例会のお知らせ
平成23年度近畿部会総会及び第111回例会を下記のとおり開催しますので、 ご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。

1 平成23年度(通算19回)総会
  (1) 日 時  平成23年6月3日(金) 午後1時30分〜2時30分

  (2) 場 所   福井県文書館 1階 研修室
           所在地:福井市下馬町51-11
           電 話:0746−33−8890
           交 通:JR福井駅駅よりフレンドリーバス
               県立図書館下車

  (3) 議 題  平成22年度事業・決算・監査報告、平成23年度事業計画・
           予算案など

2 近畿部会第111回例会
  (1) 日 時 平成23年6月3日(金) 午後2時45分〜4時30分

  (2) 場 所  福井県文書館 1階 研修室

  (3) テーマ 記録の精査でここまでわかる−アーカイブズとガバナンス−

  (4) 報告者 講演:赤井伸郎氏(大阪大学経済学部教授・公共経済学)

  (5) 内 容

 赤井氏は、さまざまな資料を駆使して地方自治体や第3セクターなどの財政分析を行い、地方財政及び住民サービスのあり方について研究しておられます。
 また、その成果を踏まえて、財政規模と住民サービスとのバランスをどのようにとっていったらいいのか、民間活力を失敗なく活用するにはどうしたらいいのかなどの問題についても提言しておられます。このような赤井氏の「記録の分析を踏まえてよりよい政策を提言する」という研究活動は、アーカイブズの重要な実践的側面を活用したものということができます。
 本例会ではエコノミスト賞を受賞された『行政組織とガバナンスの経済学』(2006年)をまとめられた際のご経験を中心に、「どのような記録をどのように役立てるのか」について、具体例を交えつつご講演をお願いしたいと思います。