記録遺産を守るために
全国歴史資料保存利用機関連絡協議会【全史料協】
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第118回例会のお知らせ
近畿部会第118回例会を下記のとおり開催しますので、 ご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。


   と き  平成24年10月16日(火) 午後1時30分〜4時

   場 所   滋賀県庁 新館7階大会議室、同3階県政資料室
         所在地:大津市京町4−1−1
         交 通:JR大津駅より徒歩5分、京阪島ノ関駅より徒歩5分
             
   テーマ  「歴史的文書を考える」
        (1)講演 「震災の記録から学ぶ〜関東大震災の救助活動から〜」
        (2)見学 滋賀県庁県政史料室

   報告者  (1)北原糸子氏(立命館大学歴史都市防災研究センター教授)
        (2)県民情報室・県政史料室担当者

   内 容

 第118回例会は、滋賀県(県民情報室)との共催で、歴史的公文書に関する講演と、公文書館機能を有する施設見学を行う。
 これまで災害は、理工系の研究者が提供する発生メカニズムや予測、またはそれを防ぐための科学技術で語られることが多かったが、歴史から学べることも多い。北原氏は公文書に書かれる内容をもとに、被災後の官民の復興活動などを過去の記憶から調べ、次世代への教訓としてそのことを未来に語り継ぐべく研究を重ねられている。本講演では、関東大震災における滋賀県の救助活動などを記録から振り返り、お話しいただく。
 講演後は、平成20年6月より改室し、明治から戦前まで豊富に残る滋賀県の公文書の公開施設である県政史料室を見学する。