平成23年度第1回広報・広聴委員会会議報告
日 時 平成23年5月20日(金)午後1時30分〜4時30分
場 所 寒川総合図書館会議室
出席者 大久保委員長、伊藤副委員長、相京委員、伊從委員、金原委員、白井委員、
和田委員、高木委員
報告・協議
(1)報告
a 会誌『記録と史料』第21号について
・現在念校を行っている。刷り上がりは6月上旬の見通し。
・発送時に20号の正誤表を同封するため、各委員は20号を再点検し、誤植を発見し
たら金原委員へ連絡すること。
b 会報第89号について
・3月20日の奥付だが、5月10日に納品されたものの、再修正があり、ようやく本
日届けることができた。会員へは印刷業者から発送する。
c 個人会員等への旅費支給について
・会議に出席する際の交通費は、個人会員の委員には実費を全額支給する方針。
・機関会員に所属する委員も、予算の範囲内でなるべく支給するよう配慮する。
d 第1回全史料協役員会について
・5月20日(木)、寒川町において役員会が開催される。
(2)協議
a 平成22年度事業結果報告・決算報告について
・配布した資料に従い、事業結果と決算の概要を説明。
・事務局事務費の消耗品費の支出がなく、全額不用となったが、本務の消耗品を持
ち出しにすることなく、会の予算で購入すべきという指摘があった。
b 平成23年度事業計画について
・第2回の委員会の開催は、京都大学稲盛財団記念館を予約できる日程の都合から、
8月4日(木)とする。第3回は厚木市で開催する。
・会誌の発行は平成24年3月、会報は平成23年8月および24年2月とする。
・8月の会議のおりには、投稿規程、著作権問題、頒布価格と販売方法など、
長年の懸案だった事柄について検討する。
c 平成23年度予算について
・昨年度と大きく違う点は、事務局事務費に臨時職員賃金を初めて計上し、事務処
理やホームページ管理の仕事をしてもらうこと、印刷業者と刊行物の発送まで含
めた契約を結ぶため通信運搬費を削減できたこと、ホームページ更新作業の委託
を廃止したことなどが挙げられる。
・会誌の印刷部数は現行は800部だが、機関会員で複数冊が不要というところもあ
るので、750部程度まで削減できるか、検討する必要がある。
d 会報第90号の編集
・16ページ立てとし、発行は8月末とする。
・会長挨拶、各委員会の事業計画といった、年度初め恒例の記事のほか、東日本大
震災臨時委員会の発足、福島県、宮城県など被災館のレポート、群馬大会のお知
らせなどを載せる。
・91号の構成については、大会の概要が見えてきた次回会議に検討する。
e 会誌『記録と史料』第22号の編集
・東日本大震災と、公文書管理法施行と、全史料協をとりまく大きな動きが2つあ
る。どちらもここで取りあげないと時宜を逸してしまうので、特集を2本立てに
する。執筆者はもう少し検討し、締切は12月とする。
・論考は今のところ4名から執筆の意向を確認している。査読の時間も必要なので、
今号に載せるための締切は9月末とし、遅れたら次号扱いとする。
・世界の窓は、EASTICAの総会が今年は日本で開かれるので、この参加記を
副会長事務局に依頼する。締切は12月末。
・アーカイブズネットワークは、九州大学大学院、淑徳大学アーカイブズ、ふるさ
と府中歴史館、高山市公文書館、大分県資料協を候補とし、コネクションのある
者が担当者となり、交渉する。締切は11月末。
・書評と紹介は、松岡資明「アーカイブズが社会を変える」ほか2冊が候補。各自
が執筆者を探し、見つかったらメーリングリストで報告する。締切は11月末。
・資料ふぁいるは、ホームページに載せた被災情報を活字化する案がでたが、デー
タの重複などがあるので、載せ方を検討する必要がある。
f 全史料協ホームページについて
・4月1日に徳島県立文書館よりサーバのパスワード等を引継ぎ、設定変更や新着
情報の掲載などを行っている。刊行物情報など既存データの修正も進めている。
その他
a 次回開催場所および日時
・8月4日(木)午後1時30分より、京都大学稲盛記念会館で開催。
都合の善し悪しをメーリングリストで連絡すること。
b その他事務連絡等
・本日、国立公文書館の高山館長から、5月28日に開催される記録管理学会で東日
本大震災における公文書館の被災状況について、全史料協のホームページから引
用しながら報告したいという申し出があった。出典を明記すれば、特に手続きは
不要であると伝えた。この経過を報告した。
− 以 上 −