日 時:平成23年6月9日 10:00〜12:10
場 所:京都府東京事務所会議室
出席者:小松芳郎・青木睦・小川雄二郎・佐々木和子・佐藤正三郎・西村慎太郎
牧野内生義(事務局)
新井浩文・井口和起・福島幸宏(オブザーバー)
1.報告事項
(1)臨時委員会の設置について
(2)震災発生以来の全史料協の対応について
・初期の情報収集
・東北地方太平洋沖地震被災文化財等救援事業への参加
(3)要望活動について
(4)他団体の活動
※報告事項は了承された。なお、調査・研究委員会との連携について要望が出された。
また、現段階までの活動を会報(7月末に締め切り)に掲載するよう、広報・広聴委員会から
依頼があったことが報告され、委員長に対応が一任された。
2.協議事項
(1)臨時委員会の組織について
・副委員長選任
・事務局体制
※副委員長には青木委員が推薦され了承された。委員会事務局体制については、牧野内氏が会計
を担当する事を申し出た。日常的な連絡体制については、メールで行う事とし、外部からの連
絡等については、委員間で役割分担をする等の議論があったが、結論はでなかった。次回委員
会までに、委員長・牧野内氏・会長事務局で検討し、提案することとなった。
(2)今後の活動について
・全史料協としての活動計画
対処方法の普及
被災実態把握のための情報収集
被災自治体へのアンケート調査
総会・大会への報告について
・実際のレスキュー活動への対応
釜石市役所の被災公文書への対応
群馬県立文書館からの陸前高田市・女川町・南三陸町に関する情報提供について
※今後の活動方針については、役員会の議論を尊重しながらも実際のレスキュー活動も行うべきと
いう議論と講習会などを中心に行うべきという意見が出て、結論を得ず、次回委員会に持ち越し
た。なお、以下の意見が出た。
・現地での活動はリーダー役が個人的に人を集めた方がうまくいくのではないか
・2009年に全史料協が行ったアンケート調査をもとに情報収集活動を行うべき
・サブグループで応急対応を行い、中長期的対応を委員会で考える
・復興プロセスの調査も重要
・出来るレスキューはしていくべき
・全体として状況がどうなっているか把握できている団体はあるか
・現用公文書については全史料協が出来ることはあるのではないか
・現地でのレスキュー活動のレクチャーをしたい
・国の支援がないと現地支援は難しい
・地元市町村・都道府県からの行政組織に出された支援要請に全史料協が乗る形で
(3)今後の連絡体制・開催予定
※次回委員会は岩手県釜石での現地レクチャーとあわせ、7月2日・3日で計画する事となった。
実行については青木委員の提案をもとに詰めることとした
全国歴史資料保存利用機関連絡協議会 事務局
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