会誌『記録と史料』
第34号
(2024年3月刊)
■特集・アーカイブズにおける基礎概念の再検討
特集にあたって
広報・広聴委員会
フォンド尊重
橋本 陽
(京都大学大学文書館)
「組織アーカイブズ」と「収集アーカイブズ」に関する概念の再考
小澤 梓
(東京大学文書館)
「選別」と「評価」概念の再検討
阿久津 美紀
(学習院大学人文科学研究所)
「編成」「記述」再考
平野 泉
(立教大学共生社会研究センター)
■アーキビストの眼
「裁判所の記録の保存・廃棄の在り方に関する調査報告書」から裁判所の文書管理を考える
渡邉 佳子
『歴史をひもとく藤沢の資料』シリーズの刊行と地域史料整理の試み
山田 之恵
(藤沢市文書館)
「認証アーキビストが一堂に会する会 2023」の開催について
宮田 克成
(認証アーキビストが一堂に会する会2023実行委員会)
鳥取県立公文書館におけるRPAを活用した評価選別について
新林 えり
(鳥取県立公文書館)
■世界の窓
インターパレス・プロジェクトについて
橋本 陽
(京都大学大学文書館)
アイルランドのアーカイブズ機関訪問記
藤吉 圭二
(追手門学院大学)
■アーカイブズ・ネットワーク
SaaSを利用した収蔵資料検索システムの構築事業について
柏原 洋太
(千葉県文書館)
天草市立天草アーカイブズのリニューアルオープン
松野 恭子
(天草市立天草アーカイブズ)
さぬき市公文書館の開館について
鶴身 昌大
(さぬき市公文書館)
長岡市歴史文書館の開館
田中 洋史
(長岡市歴史文書館)
■書評と紹介
友岡史仁編著『公文書管理―自治体条例制定・文書管理保存実務』
新原 淳弘
(広島県立文書館)
佐野亘・山谷清志監修、岡本哲和編著『政策と情報』
古賀 崇
(天理大学)
佐藤大介・川内淳史編『COVID-19の下で、記録に向き合う 博物館、史料レスキュー活動と状況の記録』
鷹野 真子
(大磯町郷土資料館)
水谷長志編著『ミュージアム・ライブラリとミュージアム・アーカイブズ』
森 いづみ
(県立長野図書館)
スー・マケミッシュほか編、安藤正人ほか訳『アーカイブズ論―記録のちからと現代社会』
スー・マケミッシュほか編、安藤正人監修、石原一則ほか訳『続・アーカイブズ論―記録のしくみと情報社会』
富永 一也
宮間純一編『公文書管理法時代の自治体と文書管理』
坂本 昭彦
(学習院大学大学院人文科学研究科アーカイブズ学専攻)
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吉田富美子著『自分でできる ファミリーヒストリーを調べよう!ご先祖の足跡と家族の物語を辿って作るノート』
佐藤 正三郎
(米沢市上杉博物館)
園田直子編『持続可能な博物館資料の保存を考える』
高科 真紀
(国立歴史民俗博物館)
清水万由子・林美帆・除本理史編『公害の経験を未来につなぐ―教育・フォーラム・アーカイブズを通した公害資料館の挑戦』
寺西 俊一
(一橋大学名誉教授)
■全史料協この1年
■全史料協会則、投稿規程、執筆要領
■編集後記