記録遺産を守るために
全国歴史資料保存利用機関連絡協議会【全史料協】
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研修会A
期日 
平成12年(2000)10月31日(火)午前10時
テーマ
文書館の役割 [基礎コース]
講師
高橋 実氏(作新学院大学)
内容
 文書館、それは「自らが自らの文書記録を、あまねくみんなのために、とおく未来に向けて保存し公開する」機関であり(文書館理解の三つのみ)、「知る権利と自由」を保証する民主主義社会に不可欠な施設として位置づけられている。
 すでに過ぎ去った世界を再構築するための素材(古文書など)を保存するだけでなく、同時にいま歩もうとしている世界の記録(現代の文書記録)を評価・選別して適切に残すことが文書館の重要な仕事となっている。
 このような文書館は、組織・団体にとって重要な情報の記憶装置であり、活用機関である。現代文書館が、新しい21世紀でさらにどのような役割をはたすべきか、それを一緒に考えてみたい。