視察Ｂコース　松本市文書館

期　日	平成13年(2001)11月９日（金）午前10時
意見交換会テーマ：市町村合併・広域化と史料保存コーディネーター：同館　小松芳郎氏
視察施設概要	平成元年度から開始された『松本市史』編纂事業は、5巻11冊を刊行して平成9年度に完了した。編纂後の資料保存と活用を視野に入れての編纂事業のなかで、約17万点の資料が調査・収集・整理された。それらの資料をはじめ、歴史資料として重要な公文書、その他の資料を収集・整理・保存し、活用するために、松本市文書館条例の制定をうけ、平成10年10月1日に松本市文書館（ぶんしょかん）が開館した。
意見交換会テ｜マ	「今日的課題」として2005年をめどに市町村の大合併が計画されている。このようななか、旧役場文書の整理実績のある松本市から今後への警鐘を鳴らしたい。全史料協としても緊急かつ重要な課題であろう。なお、話題提供として、新潟県における広域文書館の構想等についても紹介し、全国の動向を意見交換したい。