全国歴史資料保存利用機関連絡協議会【全史料協】

全体会1-3



期 日 平成13年(2001)11月8日(木)午前9時30分
テ|マ 一斉廃棄から文書館へ
報告者 安田公寛氏(熊本県本渡市長)
平田豊弘氏(本渡市教育委員会)
内 容   本渡市歴史民俗資料館と天草史料調査会(専門家や学生等による民間活動ボランティア)による民間史料への取り組みについては、すでに沖縄大会で報告しましたが、その後、本渡市では情報公開制度導入に伴い、文書の大整理=一斉廃棄が行われようとしました。しかし、教育委員会文化係や資料館の方々が保存の必要性を訴え、保存が実現しました。その最大の理解者・推進者は市長自身でありました。来る12月議会に文書館条例を上程する予定で準備を進めております。そして、それは来るべき市町村合併における文書の保存を視野に入れた計画でもあります。まさに、普段からの活動や問題意識が、いざ課題に当面したときに活かされた事例といえましょうし、調査会等との交流・連携の成果も大きなものでありました。


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