全国歴史資料保存利用機関連絡協議会【全史料協】

研修会B



期 日 平成14年(2002)10月16日(水)午前10時
テ|マ 市史編纂から文書館へ <発展コース>
講 師 小松芳郎氏(松本市文書館)
内 容  
  自治体史編纂時における史料調査・収集・整理・保存・利用について平成元年(1989)から10年3月までの9年間に及んだ『松本市史』編纂を事例にしながら、編纂過程における公文書(行政文書)と私文書の取り扱い、住民との情報交換、事務局の役割など、事業をすすめるにあたってとくに留意した点を紹介したいと思います。
 編纂事業完了後の史料の保存・利用の重要なことを思うとき、「終わりのない自治体史編纂」のための具体的な手立てを講じることが求められます。市史編纂事業を契機として平成10年10月に開館した松本市文書館設立までの経過を述べ、市町村文書館の必要性とその位置づけを考えたいと思います。
 


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