期 日 |
平成15年(2003)11月19日(水)午前10時 |
テ|マ |
記録史料のコンサベーションの現在<発展コース> |
講 師 |
尾立和則氏(京都造形芸術大学) |
内 容 |
記録史料の修復はどのように行われているのか?現在、国内の資料収蔵施設内で文書修復の
専門家を配置し、計画的に修復事業を実施している館は少ない。では、どのようなところで修
復が行われているのだろうか?個人・会社組織・財団組織などさまざまな所で修復専門家が活
動している。
1998年に行った修復現場の実態調査の経験をもとに、劣化損傷した資料に対する専門的
修復技術の現状と、現在かかえている課題について紹介したい。
さらに、文書館等における保存・修復の現状から、今後どのような方向で保存活動を充実発
展させるべきか、課題を整理し、提言を試みたい
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