期 日
平成17年(2004)11月10日(木)13:30〜15:00
テーマ
電子文書化と文書管理システム
報告者
国際資料研究所 小川千代子氏
内 容
紙文書の時代、そこに記されて存在していれば、その紙がきちんと管理されている限りは、情報の提供や伝達、意志決定に利用することができるだけでなく、その業務が完了した後も参照利用に用いるのは難しいことではないと考えられてきた。
しかし、電子政府、電子自治体が叫ばれる昨今、電子的に文書を作成し、電子的な配信による意志決定や情報伝達、情報提供を行うのは当たり前で、電子文書は身近でなくてはならない存在だ。が、電子文書はこれまでの紙文書と同じようにそのまま放置して30年後、50年後再び、同じ情報を再現できるのか。残念ながらこれは不透明だ。電子文書と文書管理システムに含まれる長期保存を改めて考えてみよう。
しかし、電子政府、電子自治体が叫ばれる昨今、電子的に文書を作成し、電子的な配信による意志決定や情報伝達、情報提供を行うのは当たり前で、電子文書は身近でなくてはならない存在だ。が、電子文書はこれまでの紙文書と同じようにそのまま放置して30年後、50年後再び、同じ情報を再現できるのか。残念ながらこれは不透明だ。電子文書と文書管理システムに含まれる長期保存を改めて考えてみよう。