期 日
平成17年(2005)11月10日(木)10:40〜11:20
テーマ
災害と史料保存−その心構えと災害後の対応−
報告者
新潟県立文書館 本井晴信氏
内 容
各地に継承されている文書等(歴史資料)は、私たちの生活よりはるかに多くの天災・人災をかいくぐって生き延びています。それは、何世代にもわたる人々の努力の結果でもあります。現代の私たちのものもやがてそれらに加わって次世代へ引き継がれるでしょう。
有縁の地で継承されてゆくならば喜ばしいことです。それでこそ地域の財産です。
そこで、「現地保存」の原則が提唱されて久しくなりますが、自らの生活を守るのと同様に、文書等(歴史資料)を守り伝えるためには、絶対条件としての保存環境を再検証する必要があります。
避けられない天災の来襲をどう予測して心構えを築き、普段何をしておくべきか、水害・震災・豪雪の困難から復興を目指す新潟県内を例に、提言を交えた報告をします。
有縁の地で継承されてゆくならば喜ばしいことです。それでこそ地域の財産です。
そこで、「現地保存」の原則が提唱されて久しくなりますが、自らの生活を守るのと同様に、文書等(歴史資料)を守り伝えるためには、絶対条件としての保存環境を再検証する必要があります。
避けられない天災の来襲をどう予測して心構えを築き、普段何をしておくべきか、水害・震災・豪雪の困難から復興を目指す新潟県内を例に、提言を交えた報告をします。