期 日
平成17年(2005)11月9日(水)10:00〜12:00
テーマ
古文書整理業務の進め方<発展コース>
講 師
長沢 洋氏(広島県立文書館)
内 容
古文書の整理に限らず、どんな仕事でも必要なのは、適切な段取り・手順を考えることである。広島県立文書館の、あまり感心できない以前の実情を言えば、とにかく整理を進めて毎年文書目録を刊行しようというやり方だった。しかし、整理→目録刊行という大雑把な段取りだけでは、古文書の整理業務は適切に進められないことに、やがて気付くことになった。仕事を適宜いくつかの団塊に分割し、業務の手順を組み立てることが、古文書整理に取り掛かるにあたって必要であることを、広島県立文書館の実例を交えてお話ししたい。