期日
平成21年11月19日(木)13:30〜14:30
テーマ
福島県内市町村における行政文書・自治体史関連資料の管理と保管
報告者
小暮伸之氏(福島県歴史資料館)
内容
「平成の大合併」が全国的に進む中,福島県でも平成16年11月1 日の会津若松市と北会津村の合併を皮切りに,平成20年7 月1 日までの約3 年8 ヶ月間に43の市町村が合併した。旧市町村が保存していた公文書,自治体史の編纂過程で収集された歴史資料等の散逸や誤廃棄が懸念されたが,それらは現在どう取り扱われているだろうか。福島県内の全59市町村を対象に実施した「行政文書(公文書)の管理・保存等に関するアンケート調査」「自治体史編纂に関するアンケート調査」の結果から,合併後における公文書・歴史資料保存の現状と,公文書管理法成立を踏まえた今後の取り組みについて紹介したいと思う。