記録遺産を守るために
全国歴史資料保存利用機関連絡協議会【全史料協】
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大会趣旨説明
期日
平成22年11月25日(木)9:30〜9:45
大会テーマ
わたくしたちのアーカイブズ―めざすべき姿―
内容
全史料協の大会は、この3 年間「わたくしたちのアーカイブズ」を大会テーマとしています。サブテーマを、一昨年は「公文書館法20年と現在(いま)」、昨年は「公文書と地域資料」とし、両年とも昨年成立した公文書管理法の理念と運用についても議論を重ねています。今年は最終年になりますので、あらためてメインテーマの意味する趣旨に正面から取り組みたいと思います。毎回述べているところですが、「わたくしたち」とは全史料協だけではなく広く国民一般のことで、メインテーマには、アーカイブズが日本社会必備の社会資本であるという認識がひろく国民全般にゆきわたることを願う意味を含んでいるのです。
 今大会は、利用者の立場からアーカイブズについて考えることに重心をおきます。利用者の立場とは国民の立場ということです。将来の国民を含めてアーカイブズはどのようなものがいいのかを話し合いたいと思います。サブテーマは、それぞれの思いがぶつかりあい議論が白熱するよう「めざすべき姿」としました。
 大会報告は、広い視点から考えられるよう公文書館関係者以外の方にお願いしました。利用者の立場からと図書館員の立場から報告をいただきます。そして調査・研究委員会で協議していることを試論として提出し、最後に全体討議の時間を比較的長く設けました。
 前日の研修会やポスターセッションなどを含めて、行政や公文書館関係者のみならず図書館・博物館・学校・公民館関係者、研究者、企業団体で資料に関心のある方々、そして誰でも共通に聴講し議論できるように取り揃えています。
今年度は、参加費を例年の半額にしていますので、ふるってご参加くださり、活気ある大会にしていただけますようお願いします。