記録遺産を守るために
全国歴史資料保存利用機関連絡協議会【全史料協】
研修会F
期日
平成26年11月13日(木)14:10〜15:10
テーマ
防災対策と民間資料の所在調査
講師
平井 義人 氏 (前大分県立先哲史料館長)
内容
 東日本大震災以来各自治体の防災対策は見直しを迫られ,各地域独自の災害史を踏まえることが前提となり,そこに,自治体自らが行政課題として民間資料の調査を行う必要性が生じてきた。本講では,そのような防災施策に関わることによって民間所在資料の調査・保存が行政自らの課題であることを認識させ,地歩を固めることに成功した大分県立先哲史料館での実践事例を紹介し,行政が民間資料の保存に関わることの意義について述べる。