日本史研究会9月例会「アーカイブズの現場―地域史料と普及の側面から―」
日本史研究会では、以下のとおり9月例会を開催します。多くのみなさまの参加をお待ちしております。
【テーマ】「アーカイブズの現場―地域史料と普及の側面から―」
【日 時】2018年9月22日(土)14:30〜18:00
【場 所】機関紙会館5階 大会議室(京都市上京区新町通り丸太町上ル東側)
(地下鉄丸太町駅下車2番出口より西へ徒歩5分、市バス府庁前下車すぐ)
【報 告】西向宏介氏(広島県立文書館)「アーカイブズ機関における史料の保存活用と研究」
柳沢芙美子氏(福井県文書館) 「福井県文書館の情報提供と利用“普及”―県民・研究
者・まだ見ぬ利用者へ―」
【コメント】井口和起氏(福知山公立大学)
2011年から施行された公文書管理法以後、各自治体においては、公文書管理条例の制定や、公文書館の設置が進められるなど、公文書を取り巻く状況に大きな変化が見られる。
しかし、千葉県文書館問題に見られるとおり、歴史的公文書の保存・公開も含めた運用面では様々な課題が明らかになってきており、歴史学、アーカイブズ学、保存科学など、多分野間で協力しながら向き合うことが社会的に求められている。そしてこの間、東日本大震災の被災歴史資料保全活動や特定秘密保護法反対の取り組みなどを通じて、歴史学とアーカイブズ学との対話の手がかりは着実に積み重ねられている。
そこで本例会においては、まずは文書館事業の諸局面を学び、そこから歴史学の役割を展望することを目指したい。
一般来聴歓迎。予約不要。入場無料。
お問い合わせは、日本史研究会075−256−9211
詳細は、http://www.nihonshiken.jp/category/regular-meeting/