平成17年度第5回委員会
日時: 平成18年2月3日(金)
場所: 東京都公文書館
出席: 委員8名 事務局3名 オブザーバー2名(岐阜県・岡山県)
欠席: 委員3名
1 主な報告事項
(1) 平成17年度第2回全史料協役員会報告について
(2) 第31回全国(福井)大会の参加状況について
○参加人数 機関会員 157人(74機関) 個人会員 48人 準会員 7人
非会員 39人 (うち県内4人) 合計 251人
2 協議事項及び結果
(1) 平成18年度大会企画委員会活動スケジュールについて
岡山大会の開催時期等を踏まえたスケジュー ルとした。
(2) 岡山大会素案について
協議の結果、次のことを決定した。
1)期日
平成18年11月8日〜10日
2)共催
全国歴史資料保存利用機関連絡協議会
岡山県
3)大会内容
ア総会 イ研修会 ウ研究会 エ視察 オ機関会員刊行物・協賛企業展示 カ懇親会
4)大会テーマ
○メインテーマ
[アーカイブズの新時代へ]
○サブテーマ
[理想と現実のはざまで]
(3) 平成17年度決算報告等について
決算報告等の作成等は、平成17年度第3回全史料協役員会の決定に基づき行うことを確認した。
第31回全史料協全国(福井)大会アンケート集計結果概要 |
回答数 45通 |
1 3日間の開催期間
(1)長い |
10(22%) |
(2)短い |
1(2%) |
(3)ちょうど良い |
33(73%) |
(4)その他 |
1(2%) |
概ね好評であったが、「3日間業務を離れるのはむずかしい。」、「2日が適当と思う。」、「1日目は午後からにしてほしい。」等の意見もあった。
2 日程の組み方
(1)適当 |
28(62%) |
(2)不適当 |
3(7%) |
(3)どちらともいえない |
13(29%) |
(4)その他 |
1(2%) |
概ね好評であったが、「視察を組み込んで2日がよい。」、「初日の最初に総会を行ってもらいたい。」等の意見もあった。
3 大会テーマ
(1)適当 |
33(73%) |
(2)不適当 |
1(2%) |
(3)どちらともいえない |
8(18%) |
(4)その他 |
3(7%) |
概ね好評であったが、「3年間の統一テーマということだが、理論化の方向性を示す言葉がほしい。」との意見があった。
4 各パートの主な意見等
【総会】 |
参加 31(69%) |
不参加・不明 14(31%) |
「総会の中で問題にされていたタイムラグの点に違和感があった。」、「文書で審査し、意志を返送。会報の報告で十分と感じた。」など総会のあり方に関する意見があった。また、運営面では、「スムーズに運んだ。」との好意的な意見がある一方、「当初、演壇に照明が当たっていない不手際があった。(同様意見2件)」との厳しい意見があった。
【懇親会】 |
参加 26(58%) |
不参加・不明 19(42%) |
「立食の方が交流できるような気がする。(同様意見2件)」等の意見はあったが、「会場・料理・席決め等心のこもったもてなし、感激しました。」、「昼食の弁当、地元の食や音楽等気配りをいただき、なごやかに楽しい時を過ごせた。」、「立食方式でなかったので、落ち着いて話ができよかった。」、「多くの人と知り合い情報交換できてよかった。」など良い評価が意見の大部分を占めていた。
【研究会・全体会T】 |
参加 43(96%) |
不参加・不明 2(4%) |
「アーカイブズの持つ様々な問題がわかった。」、「大変刺激をもらいました。」、「指定管理者制度の実際の運営の報告があり、大変参考になった。」など好意的な意見がある一方、「報告者の持ち時間が少なすぎる。本数を減らしては。(同様意見2件)」、「質疑の時間を十分にとってほしい。(同様意見1件)」、「内容が多すぎるのでは。」等の意見もあった。
【研究会・分科会】 |
参加 43(96%) |
不参加・不明 2(4%) |
「合併時の資料保存の難しさを再認識させられた。」、「事例提示を詳細にされたので、参考になった。全体会に向けての意見集約が必要では。」等の意見があった。
「非常に参考になった。これを基に具体的な事例をもっと知りたい。」、「今後も考えていく必要を大いに感じた。難しい問題だが、良い方向にもっていけるように考えたい。」、「電子文書が普及している現在、その定義自体があいまいであり、長期的保存の展望がたっていないことが理解できた。」、「行政と民間の意識の差が大きいと感じた。」等の意見があった。
「アーカイブズ教育を受けた大学生・院生の反応や意見を全史料協として集約できる回路や方法があってもよいと思う。」、「韓国のアーキビストの専門職化が法制化によって養成以前に実現したというのが新鮮な驚き。」等の意見があった。
【研究会・全体会U】 |
参加 39(87%) |
不参加・不明 6(13%) |
「他の分科会の話も興味深かった。司会もうまくまとめて手際もよかった。」、「議論が深まり、大変よかった。」、「レベルの高い議論を拝聴でき喜んでいます。」等の意見がある一方、「司会による議論打ち切りは大変残念でした。」、「討議時間が少ない。ある程度、意見集約があったらと思う。」、「少々不完全燃焼の感。」等の意見もあった。
【展示・協賛企業】 |
参加 32(71%) |
不参加・不明 13(29%) |
「最近の情報を得ることができました。」、「例年より出展企業が少ない。」、「見て回る時間が限られてしまうので、何かもう少しゆっくり見て回れる工夫を。」等の意見があった。
【展示・機関刊行物】 |
参加 35(78%) |
不参加・不明 10(22%) |
「他の自治体史の展示が、実務上参考になった。」、「各館の活動がわかり、有意義でした。」、「有償、無償を分けて展示する必要あると思います。」等の意見があった。
【視察】 |
参加 25(56%) |
不参加・不明 20(44%) |
「最新設備の文書館視察ができ、大変参考になりました。」、「丁寧な説明ありがとうございました。」、「史料の出納、閲覧方法が参考になった。」など意見のすべてが福井県文書館に対する感謝を表していた。
5 大会全般についての主な意見・要望
「年に一度のせっかくの機会です。3日目の午後が行われないのはもったいないことです。」「受身ではなく、どのような電子文書システムを構築すべきか組織として研究を行ったほうがよい。」等の意見や 「テーマは情報公開制度、個人情報保護法に関するもの、また、学生や地域住民の個人参加をもっと促進してほしい。」、「今後、文書館施設の法人化、指定管理者制度に関する議論が行政の場で浮上する場面が増すと思うので、全史料協としての議論を行なってほしい。」等の要望があった。
第31回全史料協全国(福井)大会
・日程 平成17年11月9日(水)〜11日(金)
・場所 福井県国際交流会館(福井市)
※ |
9日: |
研修会、総会、懇親会、機関会員刊行物・協賛企業展示 |
※ |
10日: |
大会テーマ研究会、機関会員刊行物・協賛企業展示 |
※ |
11日: |
視察 |
・視察 福井県文書館
・大会テーマ アーカイブズの新時代へ―現場からの提言
・参加人数 251人
【参考】
研修会 (午前)A:62人 B:73人 C:60人 計195人
(午後)D:53人 E:95人 F:57人 計205人
研究会 (分科会)第1:75人 第2:93人 第3:45人 計213人
懇親会 154人
視察 136人
機関会員刊行物等展示 30機関
協賛企業 13社
平成17年度第4回委員会
日時:平成17年11月8日(火)
場所:福井県国際交流会館(福井市)
出席:委員7名 事務局2名 会長県3名 開催県2名 研修研究委員3名
次期開催県1名 オブザーバー1名(茨城県)
欠席:委員4名 事務局1名
○ 協議事項及び結果
大会運営関係者による最終的な打合せを行った。
平成17年度第3回委員会
日時:平成17年9月2日(金)
場所:福井県国際交流会館(福井市)
出席:委員3名 事務局2名 オブザーバー4名(福井県・岐阜県)
欠席:委員8名 事務局1名
1 大会会場事前調査
大会運営に遺漏がないよう会場の施設等の調査を行った。
2 主な報告事項
(1) 平成17年度第2回全史料協大会企画委員会記録について
(2) 第31回全国(福井)大会の構成について
3 協議事項及び結果
(1) 第31回全国(福井)大会研究会の運営について
大会前日における事前打合せ会から大会最終日の視察までの具体的な運営について協議を行い、進行方法や役割分担等を決めた。
(2) 大会要項(大会誌)の編集について
編集方針は、従来とほぼ同様とすることを確認した。 また、原稿の作成担当や〆切日等について確認した。
平成17年度第2回委員会
日時:平成17年6月24日(金)
場所:東京都公文書館
出席:委員6名 代理2名 事務局3名 オブザーバー1名(岐阜県)
欠席:委員4名
1 主な報告事項
平成17年度第1回役員会報告について
2 協議事項及び結果
(1) 第31回全史料協全国(福井)大会の構成について
前回決定した大会の枠組みにしたがい、具体的な構成内容について協議した。
@ 研修会、総会、懇親会、大会テーマ研究会、視察等の時間割を決定した。
A 大会テーマ研究会の報告者・報告内容を確定した。また、司会者、記録者等についても候補者の人選を行った。
(2) 大会開催要領について
開催要領(案内)は、最終的な調整を事務局で行い、8月10日前後に会員等へ発送することとした。
(3) 展示募集等について
展示ブースのスペースが限られていることから、機関会員及び協賛企業からの申込が多数あった場合は抽選とすることを確認した。また、会場での販売は可能である旨の報告があった。
3 その他
次回の委員会は、9月上旬に開催することとした。
平成17年度第1回大会企画委員会の概要
日時:平成17年5月13日(金)
場所:東京都公文書館
出席:委員9名 事務局3名 オブザーバー1名(岐阜県)
欠席:委員2名
1 主な報告事項
(1) 平成17年度委員構成について
(2) 平成16年度事業報告及び決算について
(3) 平成17年度事業計画及び予算について
2 協議事項及び結果
(1) 第31回全史料協全国(福井)大会について
前年度の委員会の検討結果を踏まえて協議し、大会の開催要領(案)及び構成等について、次のとおり承認した。
@ 開催要領(案)
・期日 平成17年11月9日〜11日
・共催 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会
福井県
・後援 福井市
・会場 「総会・大会テーマ研究会・研修会」 ⇒福井県国際交流会館
「視察」 ⇒福井県文書館
「懇親会」 ⇒福井県国際交流会館
・申込 締切日:9月30日を予定
・参加費 会員 3,000円 非会員 4,000円
A 構成
・大会テーマ
「アーカイブズの新時代へ ―現場からの提言―」
・内容
1日目⇒研修会・総会・懇親会
2日目⇒大会テーマ研究会
3日目⇒視察
1〜2日目⇒機関会員展示物・協賛企業展示
B 研究会
研究会の内容については、「午前」の報告3本及び「午後」の3分科会における具体的なテーマを検討し、次回の委員会までに報告者等の人選を含めて、その大要を決定することとした。
3 その他
次回の委員会は、6月24日に開催することとした。 |