記録遺産を守るために 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会【全史料協】

平成15年度編集出版委員会




平成15年度第1回委員会
□日 時 2003(平成15)年9月4日(木)
□場 所 千葉県文書館
□出席者 委員4名、事務局2名
□欠席者 委員4名
□協議事項及び結果

(1)平成15年度会報及び会誌の編集・発行計画について
  今年度発行予定の『会報』第65号〜68号及び会誌『記録と史料』第14号の編集・発 行計画(案)及び会誌の特集テーマ等に関して協議した。
・会報第65号の掲載原稿については、各委員会に依頼済み。
・会報第68号は全国大会特集号とする。
・今年度会報に関しては総務委員会からICA関係の記事の掲載依頼が数本ある。 また、投稿が1本あるので、各委員に査読と結果報告をお願いする。
 ・会誌関係の投稿は現在までに研究論考が1本と書評が2本のみ。また、総務委員会 から国際会議資料(ICAやEASTICA関係)について会誌への掲載依頼がきて いる。
  なお、会誌の特集テーマについてはいくつかの案が出たが、今後、会誌のその他掲 載記事の案等を含めて全委員に再度打診し、事務局でその結果を集約した上で、早めに 次回委員会を開催する。

(2)会報及び会誌等刊行物の在庫等に関する取扱い方針について
  刊行物の在庫が多量にあり、編集・出版委員会事務局でスペースの確保に支障をき たしているところから、5年経過したものについては保存用と広報用に一定部数(70 部)を残して、希望者に無償配布した後、残部は廃棄処分する等の内容で「会報及び 会誌等刊行物の在庫等に関する取扱い方針(案)」を事務局から提案、協議した。
 その結果、特に会誌については、従来から、寄贈希望機関に対しても有償で購入を お願いしてきた経緯等を考慮すると無償配布することは適当ではない等の意見があり、 事務局で案を再検討し、次回委員会で再協議することとした。

(3)内閣府の「歴史資料として重要な公文書等の適切な保存・利用のための研究会」 への要望事項について
  全史料協会長からの通知に基づき、各委員に要望事項の有無を確認したが、特に要 望はなかった。

(4)次回委員会日程
  10月中に開催の予定で今後日程調整する。



平成15年度第2回委員会
□日 時 2003(平成15)年10月29日(水)
□場 所 東京都公文書館
□出席者 委員3名、事務局2名
□欠席者 委員5名
□協議事項及び結果

(1)会誌『記録と史料』第14号の編集計画について
 ・今年度特集として1つのテーマに絞るのはむずかしいので、アーカイブに関するこ と、アーキビスト養成、市町村合併、電子化等に関する内容で2〜3本研究論考を執 筆依頼することとし、各委員が執筆候補者をあたることとした。
・また、「アーキビストの眼」、「アーカイブズ・ネットワーク」、「書評と紹介」、「世界 の窓」等のコーナーで執筆候補者があがっていないものについても各委員が執筆候補 者をあたることとした。
・「資料ふぁいる」については保坂委員が執筆、時期的に間に合えば内閣府の研究会 の最終報告も掲載する方向で検討する。
・「会員刊行物情報」は事務局から11月中に会員に照会し、担当は高木委員にお願い する。 

(2)会報第68号の編集計画について
  11月19〜21日開催の全史料協全国大会(宮城大会)の大会テーマ研究会の報告者 及び記録者が決定しているので、今後、会報第68号用の原稿の執筆を依頼する。ま た、参加記(2名)の執筆者については、大会参加者名簿から事務局で2名を選び依 頼する旨、事務局から報告した。

(3)会報及び会誌等刊行物の在庫等に関する取扱い方針について
  事務局から前回の修正案として、保存用と頒布用の一定部数(会報で5年経過した ものは70部、5年未満のものは300部、会誌は各号300部)を残して、在庫調整の ため廃棄処分する(無償配布は行わない)との案を提案し、協議した。
 その結果、保存用と頒布用に一定部数を残すことについては了承されたが、在庫は 会員の財産であり、処分対象のものについて、会員限定で希望者を募って無償配布し、 なお残部が生じた場合に廃棄したらどうか等々の意見があり、その方向で再調整する こととした。

(4)会報用投稿の取扱いについて
  事務局から各委員の査読結果について報告し、取扱いについて協議した結果、掲載 することとするが、一部箇所について投稿者に内容の見直しを依頼することとした。

(5)次回委員会日程
  全国大会現地での委員会開催の有無については、今後事務局で調整し、必要があれ ば各委員に連絡することとする。



平成15年度第3回委員会
□日 時 2003(平成15)年2月4日(水)
□場 所 千葉県文書館
□出席者 委員長、委員3名、事務局2名
□欠席者 委員4名

□協議事項及び結果

(1)会報及び会誌等刊行物の在庫等に関する取扱い方針(案)について
  事務局から、今回の修正案及び現在までの検討経過について説明を行った後、協議した。結果は下記のとおり。
 ・会報及びその他刊行物の在庫については各号70部(頒布用50部、保存用20部)、会誌の在庫については各号300部 (頒布用280部、保存用20部)を残し、残部は処分する。
 ・処分前に会報及びホームページ上にその旨掲載し、会員に限定して無償配布(送料は希望者の負担)を行う。
 ・在庫処分は、平成16年度限りの時限的なものとする。
 ・在庫処分した後も、有償頒布は継続する。
 ・最終的な案文修正は事務局に一任し、2月13日開催の第3回役員会に協議議題として提出する。

(2)総会における会員からの質疑等に対する検討について
  会長事務局から検討依頼があった総会議事録の公開に関して協議した。
 その結果、全史料協として議事録を公開する場合、編集・出版委員会として会長事務局の作成原稿に基づき、 『会報』及びホームページ上に掲載することは差し支えない旨回答することとした。

(3)会誌第14号及び会報第68号(宮城大会特集号)の編集状況について
  事務局から編集状況について説明した。
 ・会誌の掲載記事については、前回委員会開催後もいくつか掲載依頼がきている。
 ・保坂委員が「資料ファイル」に執筆予定の記事については、現在翻訳許可を求めているが、まだ時間がかかる模様。
 ・会報第68号については、ほぼ原稿が集まっているが、数名が未提出なので催促する。

(4)その他
  全史料協会長から内閣官房長官及び「公文書等の適切な管理、保存及び利用に関する懇談会」座長に対し 要望書を提出した件について、会長事務局からホームページへの掲載依頼があり、掲載方法等について検討した。


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