平成18年度第5回委員会
日時 平成19年2月2日(金)
場所 東京都公文書館
出席 委員6名
事務局3名
オブザーバー3名(岐阜県・長野県)
欠席 委員5名
1 主な報告事項
(1) 平成18年度第2回全史料協役員会報告について
(2) 第32回全史料協全国(岡山)大会の参加状況等について
2 協議事項及び結果
(1) 平成19年度大会企画委員会活動スケジュール(案)について
平成19年度の委員会活動について説明があり、「案」として新委員会に引継ぐことが了承された。
(2) 平成18年度決算報告・平成19年度予算(案)等について
資料に基づき説明があり、会長への関係書類の提出等は、役員会の決定を受けて、事務局が行うこととされた。
(3) 第33回全史料協全国(茨城)大会の開催素案について
基本的な内容について協議した結果、次の事項を「素案」として新委員会に引継ぐことが了承された。
@大会の日程及び内容
1日目:研修会・総会・懇親会
2日目:研究会
3日目:視察
A大会のサブテーマ
・候補として
「個性ある存在をめざして」外
B研究会の実施方法
・構成の基本形として
午前:全体会(報告2本)
午後前半:3分科会
午後後半:全体会
第32回全史料協全国(岡山)大会アンケート集計結果概要
大会参加者 232名
回答数 62通
1 3日間の開催期間
@ ちょうど良い 47(76%) A 長い 8(13%)
B 短い 1( 2%) C その他 6(10%)
概ね好評であったが、「本気で議論するには4、5日ほしい。」、「3日間職場を離れるのが困難。」、「内容としては2日間でも可能。」、「初日は午後からの開催がよい。」等の意見もあった。
2 日程の組み方
@ 適当 42(68%) A 不適当 4(6%)
B どちらともいえない 12(19%) C その他 4(6%)
概ね好評であったが、「研修会を増やしてほしい。」、「視察を2日の中に入れられればありがたい。」、「休憩・昼食時間の再考を、討論がもう少しできる。」等の意見もあった。
3 大会テーマ
@ 適当 47(76%) A 不適当 1(2%)
B どちらともいえない 9(15%) C その他 5(8%)
概ね好評であったが、「いろいろ意見が聞けてよかったが"新時代"に向かっているという実感がない。」、「なにが理想と現実のはざまなのか、サブタイトルに本質としての意味がとれない。」等の意見もあった。
4 各パートの主な意見等
【総会】 参加 48(77%) 不参加・不明 14(23%)
「計画案・予算案はその年度が始まる前の総会で承認を受けるべき。」、「報告内容と形式が事務的。」等総会のあり方に関する意見があった。また、運営面では、「前半・後半で議長が替わるのは不自然。」、「時間が長すぎる。」等の意見があった。
【懇親会】 参加 32(52%) 不参加・不明 30(48%)
「費用がもう少し安ければありがたい。」との意見はあったが、「多くの人と情報交換をすることができたので、よかった。」、「大変に有意義であった。(同様意見2件)」、「伝統料理を出してもらってよかった。」、「今回のようにレセプションはなしの方が主催者、出席者双方にとってよい。」、「地域を分けてのグループがよかった。」など良い評価の意見が大部分を占めていた。
【研究会・全体会T】 参加 59(95%) 不参加・不明 3(5%)
「県と市と規模の違う立場からの報告がよかった。」、「岡山の発表はとても示唆に富んでいた。」、「両人ともていねいな話し方で理解しやすかった。」など好意的な意見がある一方、「会場が暗く、椅子も長く座っていると疲れ、研究会の会場としては不向き。」、「地元からの報告が2本あり、新たな設立事例として参考になったが、本大会のテーマ的問題提起となる発表があるとよい。」等の意見もあった。
【研究会・分科会】 参加 57(92%) 不参加・不明 5(8%)
【第1分科会】 参加 19(31%)
「合併の伴う文書廃棄と保存のむずかしさ、職員の認識の低さなど、まさに理想と現実のはざまだなと思われた。」、「平成合併での対応など各地の取組みがわかった。」、「プライバシー保護に過剰反応している行政の姿が浮かび上った。」等の意見があった。
【第2分科会】 参加 16(26%)
「大変興味深く参加させていただいた。」、「テーマがくっきり明確で分かりやすかった。」、「フロアからの事例紹介が長すぎた。」等の意見があった。
【第3分科会】 参加 22(35%)
「提案者だけでなく、参加者の発言もとても参考になった。」、「各館によってサービスに対する現場の考え方の違いに驚いた。」、「司会がよかった。」等の意見があった。
【研究会・全体会U】 参加 47(76%) 不参加・不明 15(24%)
「多様な問題が論じられて勉強になった。」、「様々な人の意見が聞け、文書館のこれからについて改めて考えていかなければならないと思った。」、「参加者のアーカイブズへの熱い思いを感じることができた。」、「司会の山本さん、最後の高橋さんの発言が今後の方向性を与えたと思う。」等の好意的な意見がある一方、「フロアからの発言にもう少し時間を割くべきではないか。」、「来年への統一見解を無理に出す必要があるのか。」、「討議や質問を先渡しにして進行させていくことはできないか。」等の意見もあった。
【展示・協賛企業】 参加 37(60%) 不参加・不明 25(40%)
「日頃こうした情報を収集する機会が少ないので助かった。」、「新しい情報を知ることができた。」、「広く明るい場所でよかった。」、「もう少し展示見学時間がほしい。」、「会場が5階だったので気の毒。」等の意見があった。
【展示・機関刊行物】 参加 38(61%) 不参加・不明 24(39%)
「見本、有料、無料配布の明示があるのはありがたい。」、「もう少し展示時間を長くしてほしい。」、「無料配布をしてくれる参加機関がもっと増えるとよい。」、「それぞれのパンフの中でもっと詳しいものがほしい。個人はこのような時にしか手に入らないものも多い。」等の意見があった。
【視察】 参加 42(68%) 不参加・不明 20(32%)
「2館とも時間がたっぷりととれてよく見ることができてよかった。説明が丁寧で分かりやすくて参考になった。」、「記録資料館見学、大変参考になりました。書棚の保存方法など参考にさせていただきます。スリッパではなくカバーのアイディアもよかった。」、「説明を丁寧にしていただき感謝しています。自館の問題点を改めて問う良い機会になりました。」、「期待したい。」など意見のすべてが岡山県立記録資料館に対する謝意を表していた。
5 大会全般についての主な意見・要望
大会のテーマについて、「公文書館における個人情報の取扱い。」、「歴史的資料(史料)におけるプライバシー保護(公開基準)について論じたい。」、「文書館、博物館、図書館など横の連携のあり方についての話を伺いたい。」等の意見・要望があった。
大会のあり方・運営方法等について、「機関会員の課題を館種別(府県、市町村、大学、企業等)や分野別(収集、保存、利用等)に協議研究できる(もちろん個人会員も参加)場を設けてはどうか。」、「文書館等の諸問題を討議することも必要だが、文書館等を設けていない地域の問題にも目を向けてほしい。」、「分科会と研究会の時間配分の再検討をお願いしたい。」、「大会参加者の名簿は交流のため必要である。」等の意見・要望があった。
大会全般については、「アーキビストの定義と合わせ、利用者(ターゲット)の定義も同様に重要と痛感した。」、「大会期間は開催県の文書館を開館してほしい。」、「財政状況の厳しさをよく理解していない意見も散見し、残念。」等の要望・感想があった。
平成18年度第4回委員会
日時 平成18年11月7日(火)
場所 三光荘(岡山市)
出席 委員7名
事務局2名
会長県(岐阜県)2名
開催県(岡山県)2名
研修研究委員(徳島県)1名
次期開催県(茨城県)1名
オブザーバー(群馬県)2名
欠席 委員4名
事務局1名
○協議事項及び結果
大会関係者による大会運営に関する最終的な打合せを行った。
第32回全史料協全国(岡山)大会
日程 平成18年11月8日(水)〜10日(金)
* 8日:研修会、総会、懇親会、
機関会員刊行物・協賛企業展示
* 9日:大会テーマ研究会、
機関会員刊行物・協賛企業展示
*10日:視察
岡山県立記録資料館
岡山市デジタルミュージアム
場所 岡山衛生会館・三光荘(岡山市)
○ 大会テーマ 「アーカイブズの新時代へ ―理想と現実のはざまで―」
○ 大会参加人数 232人
『参考』
研修会 (午前)A:73人 B:64人 C:43人 計180人
(午後)D:69人 E:54人 F:76人 計199人
研究会(分科会)第一:89人 第二 44人 第三 73人 計206人
懇親会 139人
視察 141人
機関会員刊行物等展示 24機関
協賛企業展示 10団体
平成18年度第3回委員会
日時 平成18年9月1日(金)
場所 三光荘(岡山市)
出席 委員4名 事務局2名
オブザーバー(岐阜県・岡山県)3名
欠席 委員7名
事務局1名
1 大会会場事前調査
大会の運営に遺漏がないよう実際に使用される会場の施設・設備等の調査・確認を行った。
2 主な報告事項
(1) 平成18年度第2回全史料協大会企画委員会記録について
(2) 第32回全史料協全国(岡山)大会の構成について
3 協議事項及び結果
(1) 第32回全史料協全国(岡山)大会研究会の運営について
大会前日における事前打合せ会から大会最終日の視察までの具体的な運営について協議を行い、進行方法や会場の設営手順等を決めた。
(2) 大会要項(大会誌)の編集について
編集方針は、従来どおりとすることを確認した。
また、原稿の担当や〆切日等について確認した。
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