記録遺産を守るために 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会【全史料協】

平成11年度防災委員会


(現 資料保存委員会)




アーカイブセミナー―阪神・淡路大震災から5年、災害と記録資料を考える―が開催されました。





◇平成11年度第1回委員会

○開催期日:1999(平成11)年6月15日(火)

○開催場所:長野県松本市文書館
  出席者 委員4名、事務局2名
  欠席者 委員2名

○審議事項及び結果

(1)平成11年度防災委員会委員、事務局の紹介
平成11年4月から、防災委員会の事務局が、長野県松本市文書館(ぶんしょかん)となりました。

(2)「(仮)防災研修報告書」の作成について
発刊時期 10月に行われる全史料協全国大会に間に合うように、編集を進める。
9月中に校正を終え、10月20日の発刊の予定。
体裁・規模はA4判、32頁とし、印刷部数は1000部。
昨年度実施の防災研修会のビデオとの関連性をもたせ、 ビデオを見る際のテキストとしても使用できるものとしたい。
タイトルは、「資料が燃えた!そのときあなたは−火災実験と緊急対応−」の予定。

(3)研修会ビデオの使用方法について
防災委員ほか事務局で管理し、希望者に貸し出す。使用は営利目的でないこと、無断コピーを禁止するなどの条件を付ける。会報等に掲載して、会員へ呼びかける。

(4)平成11年度防災研修会の開催について
全史料協近畿部会との共催により、平成12年1月を目途に、阪神淡路大震災の5周年記念ということもあり、研修会を近畿地区で開催したい。

(5)「書庫の救急箱」の普及
ある程度の数を作製しておき、依頼があったときに対応できるよう準備する。研修報告書のなかに救急箱の紹介記事を入れ、普及を図る。

(6)その他
第2回以降の防災委員会の開催予定 9月6日(月)、平成12年1月、3月。

〔活動報告〕

(1)防災研修会ビデオの利用について
防災委員会が昨年度に実施した防災研修会の様子を、全3巻にまとめてあります。
希望者には、貸し出します。ただし、 営利目的には使用しないでください。また、無断でコピーしないでください。問い合わせ、申し込みは、松本市文書館まで。ビデオの内容は、次のとおりです。それぞれ15分ほどです。
 1「火災から消火に至るまでの状況」
 2「被災史料の応急対応の演習」
 3「被災史料の応急処置の演習」
(2)「文書館の防災に向けて」も販売中です。1冊800円です。松本市文書館まで。



第2回委員会

○日 時 1999(平成11)年9月28日(月)
○場 所 東京都世田谷区 国際資料研究所
  出席者 委員5名、事務局1名
  欠席者 委員1名

○審議事項及び結果
(1)平成11年度防災研修会の開催について
日 時 平成12年1月22日(土)
    午前10時〜午後5時
会 場 兵庫県中央労働センター
共 催 防災委員会・近畿大会
名 称 「アーカイブセミナー−阪神・淡路大震災から5年、災害と記録史料考える−」
日 程 午 前:被災自治体からの報告と質疑・応答
    昼の休憩時 防災研修会のビデオを上映
    午 後 講演 文化庁  田良島 哲氏
          研修「あなたのまわりの防災」「防災計画を考える」
        全体説明と基調報告「あなたの防災計画を自己点検する」
        全体の質疑・応答
*近畿部会と連絡をとり、細部について検討し決定していく。

(2)防災研修報告書『資料が燃えた!そのときあなたは−火災実験と緊急対策−』の編集と校正について
・初校は、9月15日までに完了させることとする。
・機関会員と個人会員には無料配布し、そのほか希望者には有償頒布の予定。

(3)全史料協全国大会の展示について
・防災研修報告書と『文書館の防災にむけて』を展示する。
・「書庫の救急箱」のパネル展示を行う。準備は事務局で実施。

(4)次回の委員会の予定
平成11年12月13日(月)アジア防災センターで

[活動報告]

*防災研修報告書『資料が燃えた!そのときあなたは−火災実験と緊急対策−』の執筆と編集を、平成11年6月から10月にかけておこなった。
*平成11年度防災研修会開催について、近畿部会との打ち合わせを、8月27日(金)に大阪 でおこなった。
*防災研修会については、全国大会時や全史料協ホームページ等でお知らせします。


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