記録遺産を守るために 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会【全史料協】

平成11年度 研修・研究委員会




1.委員長・事務局の交替
1999(平成11)年3月29日、研修・研究委員会委員長の交替・引き継ぎを、安藤福平広島県立文書館主任研究員と宮本典彦山口県文書館長との間で実施。
付随して、委員会事務局も、広島県立文書館から山口県文書館に移動。
これにより、委員会事務局の移動は、岐阜県歴史資料館(平成7〜8年度)→広島県立文書館(平成9〜10年度)→山口県文書館(平成11〜)となった。

2.平成11年度第1回委員会
・日時 1999年5月12日(水)
・場所 東京都:国立史料館
・出席者 委員8人中7人
     大会企画委員会事務局委員1人

(1)平成10年度事業報告・決算と平成11年度事業計画・予算について
研修会会場費の高額化が著しく、その圧縮の工夫が課題となった。

(2)新潟大会研修テーマと講師の設定について
前年度に引き続き、「文書館の役割」等6テーマを 設定し、それぞれ講師候補者の選定を行った。

(3)全史料協・企業史料協第7回合同研究会の開催について
全史料協の当番年度として、7月23日(金)、東京都北区の渋沢史料館を会場に、開催を立案し、6月初旬に案内文を発送する。来年度は、企業史料協の当番で、関西での開催が希望されている。

(4)課題研究(プロジェクト)推進要綱の策定について
昨年度から着手した「委託研究」の進め方を議論し、今後は「課題研究(プロジェクト)」と改称し、その推進要綱を策定することに決定した。今回は、まず要綱に盛り込むべき骨子を列挙し、次回では、成文化した要綱原案を用意し、審議することにした。なお、既存の委託研究「公文書の管理・移管・評価選別」については、課題研究プロジェクト1と位置づけて継続することとし、新たな課題研究プロジェクト2の設定は、未定のままとした。



1.平成11年度第2回委員会
・日 時 1999(平成11)年7月22日(木)
・場 所 東京都:国立史料館
・出席者 7名(欠席1名)
(1)新潟大会研修会の推進について
「文書館の役割」ほか 6講座の開設と各担当委員を決定し、準備事項を確認した。

(2)全史料協・企業史料協第7回合同研究会の開催について
翌23日(金)開催予定の合同研究会の進行と役割分担を決定した。

(3)課題研究(プロジェクト)推進要綱の策定について
事務局作成の原案12カ条を一部修正し、役員会に提案することを決定した。
他の委員会にあっても、それぞれの研究要綱をもつことの必要性が話題となった。

(4)課題研究プロジェクトT「公文書の管理に関するアンケート」の実施について
  安藤福平チームリーダー提出の原案を検討し、一部に改善意見を伝えて、実行することを決定した。都道府県の文書主管課を対象に、8月中の実施とし、都道府県立文書館等へも、その実施を通知することとした。

2.第7回全史料協・企業史料協合同研究会
・日 時 1999(平成11)年7月23日(金)
     13:00〜17:00
・場 所 東京都北区:渋沢史料館
・主 催 全史料協 企業史料協 全史料協関東部会
・参加者 全史料協43人 企業史料協50人
(1)研究テーマ “文書館・企業史料 の有効活用”
(2)内容 報告1「近代行政史料の活用のあり方−主題別索引手段の構築−」
佐藤 正広氏(一橋大学経済研究所附属日本経済統計情報センター)
報告2「所蔵史料等による日独ビール産業史」
内藤  浩氏(サッポロビール(株)元社史編簒室)
(3)研究討議 司会:鈴木 邦男氏(大和市総務課市史編さん担当)


トップへ

平成15年度研修・研究委員会 平成14年度研修・研究委員会 平成13年度研修・研究委員会 平成12年度研修・研究委員会