全国歴史資料保存利用機関連絡協議会【全史料協】

平成14年度 大会企画委員会





[会議報告]

◇平成14年度第1回委員会

□日 時 2002年(平成14)年5月1日(水)
□場 所 埼玉県立文書館
□出席者 委員8名・事務局3名・オブザーバー1名(会長事務局)
□欠席者 委員2名

□審議事項及び結果
 第14期(平成14年度)委員会構成について
   人事異動等による委員の変更及び福島紀子委員(松本市文書館)の追加。次期開催県内諾の宮城県について事務局から推薦依頼を行った。 

 平成14年度活動計画について
   大会までに委員会を4回開催する。このうち、3回目(7月)は富山で現地視察を含めたものとし、大会当日に5回目を、大会終了後に、6回(11月)・7回(翌年2月)の委員会をそれぞれ実施する。この他、大会に関する要領や大会誌を作成する。

 第28回富山大会について
   研究会は一日なので、会場が使用できる最大限の時間を使い、構成は、全体会・分科会・全体会とすることになった。
   テーマは目前に迫った緊急課題である「市町村合併問題」とすることになった。理由は、
  @市町村合併に関する市町村への交付金に関する特例措置が平成16年度までであり、合併には少なくとも2年は要することから今年度が重要な年となること、
  A全史料協からの要請により、総務省通達文書(平成14年2月18日付総行市第22号)「市町村合併時における公文書等の保存について」(要請)が各都道府県市町村合併担当宛に出されたこと、
  B合併問題を契機に自治体史編纂事業に取り組む市町村が全国的に急増しており、単に公文書保存の問題だけではなくなってきていること、
  C合併問題を契機に市町村文書館設置への働きかけが重要であること等が挙げられた。
   構成は、全体会1では、基調報告、資料保存委員会が実施するアンケートを中心にした報告、地元富山からの報告の順とする。分科会1は、市町村の史料保存、分科会2は電子自治体関係、分科会3は専門職問題とする。最後の全体会2は討論を中心とする。



◇平成14年度第2回委員会
□日 時 2002年(平成14)年6月5日(水)
□場 所 埼玉県立文書館
□出席者 委員7名・事務局3名・オブザーバー3名(会長事務局・宮城県公文書館・資料保存委員会)
□欠席者 委員3名

□審議事項及び結果
 大会テーマ研究会について
   全体会は課題提起的なもの、分科会とともに発表時間を短時間に設定して、議論の時間を長く持てるようにする。さらに、その意味を明確にするため、分科会の後に(意見交換会)と注記する。主催は全史料協と富山県、後援が富山県教育委員会、協賛が富史料協となった。また、最終的に大会テーマは昨年同様とし、サブテーマを「市町村合併をとりまく諸問題」とした。

 会場について
   昼食会場や展示会場について確認した。また、大会期間中に役員会は開催されないことを確認した。



◇平成14年度第3回委員会

□日 時 2002年(平成14)年7月4日(木)
□場 所 富山市富山国際会議場
□出席者 委員5名・事務局2名・オブザーバー2名(会長事務局・富山県氷見市:発表者)
□欠席者 委員5名、事務局1名
□審議事項及び結果
 (1)大会会場見学
 (2)大会テーマ研究会について
 視察コースに富山市売薬資料館を追加する。
 (3)大会開催要領について
 開催要領の全文を全史料協のホームページに、概要を全国大会のご案内として会報に掲載する。
 (4)展示募集
 展示については、例年どおり機関会員刊行物展示と協賛企業展示を実施する。



◇平成14年度第4回委員会
□日 時 2002(平成14)年9月17日(木)
□場 所 埼玉県立文書館
□出席者 委員8名・事務局3名・オブザーバー2名(会長事務局・資料保存委員会)
□欠席者 委員2名
□審議事項及び結果
 (1)大会テーマ研究会の運営企画について緊急の課題である、市町村合併問題について、この研究会の議論を経て、今年度中に大会声明を出す。

[活動報告]

 (1)大会開催案内を作成し、全会員及び関係機関等に7月18日に送付した。
 (2)第28回全国歴史資料保存利用機関連絡協議会全国大会要項120頁を編集した。



◇平成14年度第5回委員会
□日 時 平成14年10月15日(水)
□場 所 富山市富山国際会議場
□出席者 委員9名・事務局3名、オブザーバー3名(会長事務局2名・研修研究委員会)
□欠席者 委員2名

□審議事項及び結果
  (1)大会最終打合せ
全国大会最終打合せを会長事務局・研修研究委員会事務局と合同で行った。



◇平成14年度第6回委員会
□日 時 平成14年12月6日(金)
□場 所 埼玉県立文書館
□出席者 委員7名・事務局3名、オブザーバー1名(会長事務局)
□欠席者 委員2名

□審議事項及び結果
 (1)富山大会の総括と反省について
   大会については概ね好評であった。大会アンケート結果等を資料として、富山大会の総括と反省を行うと共に、 今後の大会のあり方等を検討した。研修会、総会、研究会、視察という全体の流れに関係して、 再検討等問題提起することとなった。開催県事務局の引き受け手の負担等を勘案して、 大会全体のスリム化を図る必要があるとの結論となった。

(2)大会声明について
   大会テーマである”市町村合併をとりまく諸問題”に対して出すことになった大会声明について協議した。 会長名での大会声明文を全国市町村の担当者(文書担当者、公文書館、資料館等)等に配布する方針を固めた。 文案については委員会で検討し、役員会に提案して来年度に配布する予定である。

(3)宮城大会の展望について
・日 時 平成15年11月19日(水)〜21日(金) 3日間
・主会場 仙台市民会館
・内 容 総会、研修会、研究会、視察、機関刊行物・協賛企業展示等




平成14年度第7回委員会
□日 時 平成15年3月14日(金)
□場 所 埼玉県立文書館
□出 席 委員7名・事務局3名・オブザーバー1名(資料保存委員会委員長)
□欠 席 委員4名

□協議事項及び結果
 (1)富山大会の大会声明について
   前回委員会で協議し、全国市町村の担当者等に配布することとした大会声明について、事務局案文を基に声明案文を協議した。
声明の内容は市町村合併そのものには触れず、公文書保存問題に限定するなど、種々の意見が出されたが、 これらの意見を基に事務局で文面を再調整し、平成15年度第1回役員会に提案することとした。
(2)宮城大会の企画について
   準備スケジュール、日程構成、大会テーマについて協議し、以下のとおり決定した。
  @準備スケジュール
    前々回長野大会と大略同じ準備スケジュールとする。
  A日程構成
    日 時 平成15年11月19日(水)〜21日(金)
      会 場 仙台市民会館
    内 容 富山大会と同様の日程で実施する。
        テーマ研究会は、全体会、分科会、全体会を2日目に実施する。
        3日目は、視察を兼ねて意見交換会を実施する。
  B大会テーマ
    メインテーマは「21世紀の史料保存と利用」を継続する。



【活動報告】
(1)第28回全国歴史資料保存利用機関連絡協議会全国大会研究会を開催・運営
  10月16日(水)〜10月18日(金)
  公式参加者数309名
  詳細は会報大会特集号を参照

(2)10月25日付けで、全国大会研究会協力者に会長・委員長連名で礼状を送付した。


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