全国歴史資料保存利用機関連絡協議会【全史料協】

平成16年度 研修・研究委員会





企業史料協・全史料協「第12回合同研究会」のお知らせ





平成16年度第1回委員会
□日 時 2004(平成16)年5月15日(土)
□場 所 広島県立文書館会議室
□出席者 委員6名(欠席3名)

□審議事項及び結果
1 前回議事の確認
平成15年度決算書・平成16年度予算案 が前回委員会で承認されたが、会長事務局 の指示により変更となった。

2 山口大会(10月27日)の立案
 ・前回委員会で、午後の1時限4コマと予 定したが、従前どおり午前・午後2時限、 6コマとする。
 ・講師については各委員が折衝する。
  *なお、次のとおり決定した。
  A 辻川 敦「文書館入門」(基礎)、
  B 田尻清孝「市町村の文書管理」(発展)、
  C 豊川公裕「公文書館の展示」(発展・意見交換会)、
  D 西村 健「電子文書とアーカイブズ」(発展)、
  E 尾立和則「記録史料の保存処置」(発展)、
  F 高橋 実「市町村文書館設立の道を考える」(発展・意見交換会)

3 研究プロジェクトUの設定
 ・電子文書について設定すべきである。

4 研究会の後援・共催の承認について
 ・アート・ドキュメンテーション研究会
  「国際シンポジウム『東アジアにおける美術・文化財情報のネットワーク化を考 える』(8月6日(金)、7日(土)、於 兵庫県立美術館ミュージアムホール)」の 全史料協後援について審議した結果、後援することを決定した。
 ・第220回全史料協関東部会月例研究会   (7月23日(金)、於 慶應義塾大学三田 キャンパス)の研修・研究委員会共催に ついて承認することとした。

5 その他
 ・第2回委員会の設定について
  *10月26日(火)に山口市で実施する。



平成16年度第2回委員会

□日 時 2004(平成16)年10月26日(火)
□場 所 山口県総合保健会館第3研修室、セントコア山口ロビー
□出席者 委員5名及び代理出席者1名(欠席3名)

審議事項及び結果
1 山口大会研修会の諸準備
  会場・役割分担・進行次第・関係者事前打合せ事項・視聴覚機器・昼食会場等の確認を行った。

2 全史料協・企業史料協・大学史料協
  第2回合同研究会の計画
  本年度は大学史資料協の当番であるが、大学史資料協は引き受けなかったため、 企業史料協が担当することになった。時期は1月〜2月ごろで、内容は企業史料協の方でつめることになった。

3 研究プロジェクトUの設定
・前回委員会以降、プロジェクト設定については進行していない。
・「電子文書システムと文書館」の方向で、関係者に打診する。今後も引続き検討する。

4 研究会の共催について
・全国歴史資料保存利用機関連絡協議会関東部会月例研究会(7月23日(金) 於:慶應義塾大学三田キャンパス)を 同部会と共催した。

5 研修会の後援の承認について
・埼玉県地域史料保存活用連絡協議会30周年記念事業(11月26日(金) 於:ホテル ブリランテ武蔵野、さいたま市) の後援依頼を審議した結果、後援することを決定した。

6 その他
・ 第3回委員会の設定について
10月28日(木)昼食時に同センター第1研修室で実施する。



平成16年度第3回委員会

□日 時 2004(平成16)年10月28日(木)
□場 所 山口県総合保健会館センター第1研修室
□出席者 委員5名及び代理出席者1名(欠席3名)

審議事項及び結果
1 山口大会研修会の結果と反省
@参加者は次のとおりであった。
A 辻川 敦「文書館入門」73名
B 田尻清孝「市町村の文書管理」84名
C 豊川公裕「文書館展示を考える」53名
D 西村 健「電子文書とアーカイブズ」85名
E 尾立和則「記録資料の保存処置」67名
F 高橋 実「市町村文書館設立の道を考える」53名
A内容は、おおむね好評であった。
B「電子文書」は昨年のアンケートで要望が多かったので取り上げたが、 内容的に高度で専門的なものとなった。
C2本の意見交換会では、活発な意見交換が行われ、各地の事例が紹介された。
D数年前に比べ新しい講師を起用し、講師が若返った感がある。

2 その他
・ 第4回委員会の設定について
1月の合同研究会に併せて実施する。



平成16年度第4回委員会
□日 時 2005(平成17)年1月28日(金)
□場 所 日本郵船歴史博物館(横浜市中区海岸通3-9)
□出席者 委員5名及び代理出席者2名(欠席3名)

□審議事項及び結果
1 全史料協・企業史料協第12回合同研究会の諸準備
・日程、役割分担等の確認を行った。
・来年度の合同研究会は全史料協の当番。大学史資料協には参加を呼びかける。

2 山口大会研修会の反省
@受講者アンケートの集計結果
 経験年数の少ない人が業務上の必要から、ベテランが情報収集や個人的関心から参加するという傾向が 依然として読み取れる。

A2年目となる「参加型意見交換会」も好評であった。

B例年より時間が短くなったことで、講師や参加者に迷惑をかけた。

Cなおも電子文書に関する要望が高い。

D16年度大会の記録は現事務局で完成させ、従来どおり福井大会研修会テキストの付録として掲載する。 このことは、記録作成目的であることと同時に、研修会の受講ができなかった会員への情報提供として、 積極的な意義をもたせるものである。

3 福井大会研修会の構想

4 研究プロジェクトの推進
研究プロジェクトは、電子文書について打診を行ったが不調に終わった。次年度の継続課題とする。

5 平成16年度事業報告・決算と平成17年度事業計画・予算案 @事業報告・決算案
 委員会の開催(4回)、研修会の開催(山口)とテキストの編集・発行、合同研究会の開催(横浜)、 関東部会と月例研究会の共催、他機関の研修会・研究会の開催(3件)、事務局作成原案を了承する。

A事業計画・予算案
 今年度と同様の事業を行う。山口大会研修会の会場費が大変安くつき、繰越金が増す見込みである。 来年度の福井大会は会場費が高いので、従来どおりの予算とする。事務局の出張旅費を予算化するよう検討する。 事務局作成原案を了承する。

6 後援の承認について
 文化財保存修復学会から例会「文化財防災の教訓と展望−阪神・淡路大震災から10年−」 (2005年1月22日(土) 於 尼崎市立花公民館)の後援依頼があり、審議した結果、後援することを決定した。

7 事務局・委員の交代
 事務局が広島県立文書館から徳島県立文書館へ交代し、安藤福平委員長が退任する。
 和田委員が退任し、香川県立文書館から委員を補充する見込み。

8 その他
 次回は5月ごろに開催する予定。場所等は未定。

[全史料協・企業史料協第12回合同研究会報告]

・日 時 1月28日(金)13:00〜16:30
・場 所 日本郵船歴史博物館(横浜市中区海岸通3-9)
・日 程
   12:45 ご挨拶と説明 金澤寛治氏(日本郵船歴史博物館館長代理)
   13:00 日本郵船歴史博物館見学
   14:00 報告T「企業史料協議会第6次訪中団の報告」
       金澤勇二氏(富士写真フイルム(株))
       保坂光儀氏(トヨタ自動車(株))
   15:00 報告U「全史料協の国際活動と第15回ICA大会」
       ・「全史料協の国際活動とICAウィーン大会」
        小川千代子氏(国際資料研究所)
       ・「〈アーカイバル・ディバイド〉をのり越えて−第15回ICA大会に参加して−」
        保坂裕興氏(駿河台大学)

・参加者 48名(全史料協20名、企業史料協28名)


トップへ

平成15年度研修・研究委員会 平成14年度研修・研究委員会 平成13年度研修・研究委員会 平成12年度研修・研究委員会 平成11年度研修・研究委員会