記録遺産を守るために 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会【全史料協】
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平成16年度 全史料協事務局





[会議報告]

平成16年度第1回役員会

日 時 平成16年5月21日(金)13:30〜17:00
場 所 東京都内(ホテルグランドヒル市ヶ谷)
出席者 23名(欠席2名)

1 第15期(平成16年度)役員と総務委員会・大会企画委員会委員の変更について
 会長から、新任理事として福井県文書館の選出について説明があり、承認された。
  会長事務局から、平成16年度の各機関人事異動に伴い、会長(北海道立文書館)・ 副会長(岐阜県歴史資料館)・理事(千葉県文書館・埼玉県立文書館・宮城県公文書館)・ 監事(鳥取県立公文書館)、総務委員会・大会企画委員会委員の変更について説明があり、承認された。

2 報 告
  各報告に先立ち、会長より、「2 報告」の議事進行を短縮するために、役員会開催 前にあらかじめ配布された会議資料中の各報告に関しては、会長事務局及び各委員会 と地域部会からのコメントと、それらに対する質疑応答で行うことが提案され、了承された。

(1)前回役員会記録報告
  会長事務局提出の前回役員会記録が了承された。

(2)会員現況及び平成15年度会費納入状況報告
  会長事務局から資料に基づいて、平成16年2月1日以降5月1日までの間に、機関会員3機関、 個人会員6名の減少で会員数484となり、減少傾向がある旨コメントされた。

(3)委員会報告
各委員会からの委員会報告についての質疑応答が行われた。

(4)地域担当理事報告
地域担当理事から、報告が行われた。

3 協 議
(1)平成15年度事業報告及び決算報告について
  会長事務局から、資料に基づいて説明。質疑応答の後、了承された。

(2)平成15年度の監査について
  小笠監事(徳島県立文書館長)から監査結果について報告がなされた。

(3)平成16年度事業計画及び予算案について
  会長事務局から資料に基づいて説明があり、質疑応答の後、原案のとおり承認された。

(4)第16期役員等の選出について
  会長事務局から資料に基づいて、平成15年度第3回役員会の結論により、各ブロック選出会長・副会長が選出され、会長候補者はBブロックから岐阜県歴史資料館、副 会長候補者はAブロックからは新潟県立文書館、Cブロックからは京都府立総合資料 館が選ばれたことが報告され、第2回役員会で副会長(個人選出)・理事等を選出する こと、総会での全役員の承認時期については新役員就任の前年度に行うこと、 役員選出時期の改正と予算案の総会への提出時期との関係調整に関する提案がなされ、 意見交換の後、平成16年度第2回役員会で副会長(個人選出)・理事等を選出すること、 山口大会の総会で第16期(平成17・18年度)役員の承認を求めること、 平成17年度予算案は平成17年度総会で提案することが了承された。

(5)第30回全国大会(山口大会)について
  大会企画委員会委員長から、開催要領(案)に基づいて大会日程・会場・内容に ついて説明があり、承認された。

(6)総会議事録の公開について
  会長事務局から資料に基づいて、この案件の発端から平成15年度第3回役員会において 総務委員会がこの案件をどのような 方向で扱うかを検討することとされた経緯を再度説明し、 総務委員会から検討結果を 受けて、@総会の議事録は総会の概要(要旨)程度のものとすること、A会長事務局 が作成すること、B総会終了後できるだけ速やかに公表し、全史料協ホームページに も掲載することとし、また、C逐条的な総会議事録の作成については役員会で検討さ れるよう提案された。
  意見交換の後、@〜Bは原案のとおり承認され、Cの逐条的な会議録の作成は実施しないこととされ、 今年度の総会で報告することとされた。

(7)総会資料の事前配布について
  会長事務局から資料に基づいて、この案件の発端から平成15年度第3回役員会において大会企画委員会において最終的な方向性を検討するとされた経緯を再度説明し、 大会企画委員会から検討結果を受けて、@ 会長事務局は事前配布を実施する方向で今後検討すること、A配布は郵送による方法 とすること、B今後少なくとも機関会員へは電子メールによる配布システムを導入する必要があること、C上記のことを次年度 の事業として立ち上げる準備に着手すること、Dそれらを図るために関連委員会と連絡しながら検討するという提案がなされ、 了承され、今年度の総会に報告することとされた。

(8)大会開催地の選定のあり方について
 総務委員会委員長から、都道府県を単位として順番制とするなどの基本方針が提案され、意見交換の後、今後この方針をもとに 細部について検討することとされた。

(9)大会開催地の選定のあり方について
  会長事務局から資料に基づいて、この案件の発端から平成15年度第3回役員会に おいて大会企画委員会において検討すると された経緯を再度説明し、大会企画委員会 からの検討結果を受けて、総務委員会で継続検討することが提案され了承された。

4 その他
  会長事務局から、次回役員会の日程が提案された。



平成16年度第2回役員会

□日 時 2004(平成16)年9月16日(木)14:30〜17:00
□場 所 札幌市:北海道庁旧庁舎(赤れんが庁舎)2階1号会議室
□出席者 22名(欠席3名)

1 報 告
(1)前回役員会記録報告
  会長事務局提出前回役員会記録が了承された。

(2)会員現況及び平成16年度会費納入状況報告
  会長事務局から資料に基づいて、平成16年5月1日以降9月1日までの間に個人会員7名の減少で478会員数となり、 減少傾向がある旨コメントされた。

(3)委員会報告
  各委員会からの報告と質疑応答が行われた。

(4)福井豪雨に対する対応状況の報告等について
  福井県文書館から報告が行われた。

(5)地域担当理事報告
  地域担当理事からの報告と質疑応答が行われた。

(6)その他
  内閣府の公文書等の適切な管理、保存及び利用に関する懇談会報告書「公文書等の適切な管理、 保存及び利用のための体制−未来に残す歴史的文書・アーカイブズの充実に向けて−」(平成16年6月28日)に関し、 全史料協として本年1月末に要望書「21世紀日本のアーカイブズに関する要望書」を提出してきたこれまでの経過を踏まえ、 何らかの評価をするべきではないか、という専門職問題委員会の第2回委員会の報告もあり、 この点について協議され、積極的に今後も関与するべきであるとの提案がなされ、 山口大会において国立公文書館からの報告が予定されていることを鑑みて、 事態の推移をみて今後議論を深めることとされた。
  また、『全国歴史資料保存利用機関連絡協議会機関会員総覧-JSAIIデータブック'94-』を発刊して以来 10年がたつので、今後改訂版編集の検討されたい、という意見がだされた。

2 協 議
(1)第16期役員等の選出について
  会長から、経緯について説明があり、候補未確定理事については、
@総会までに選出し、それを役員に報告した後に総会に諮ることし、それができなかった場合には、
A総会に候補未確定理事のまま諮り、併せて候補未確定理事選出の会長への一任と、次年度総会での結果報告、 という提案で諮ることで了承された。
  なお、個人会員の理事について、長期就任者は交替する方向で今後進めるべきであるとの意見がだされた。

(2)第30回全国大会(山口大会)について
  大会企画委員会委員長から資料に基づいて説明があり、原案のとおり承認された。

(3)第31回全国大会(福井大会)について
  福井県文書館長から資料に基づいて開催時期及び開催会場についての説明があり、原案のとおり承認された。

(4)第32回全国大会について
  会長事務局から第32回全国大会は岡山県から内諾をえた旨報告され、了承された。

(5)大会開催地の選定のあり方について
  会長事務局から、総務委員会の最終検討結果をうけて、全国を2ブロックに区分し、 都道府県を単位とした順番制とするなどの方針が提案され、了承された。

(6)資料保存委員会発行冊子『自治体が保有する公文書の現状について』の増刷と発送に伴う費用について
  会長事務局から、資料に基づいて、この冊子に係る経費は平成15年度資料保存委員会予算事業として支出されたが、 冊子作成の折アンケート調査回答があった780市町村へこの冊子を送るための増刷と、 それに伴う印刷製本費及び発送費についての提案説明があった。質疑討論の結果、 アンケート調査回答市町村へのアンケート結果情報提供は必要と認められたが、 その実施方法について資料保存委員会は経費の面から全史料協ホームページ上での情報提供という方法などについて より一層検討することとされた。

3 その他
  会長事務局から、次回役員会の日程が提案された。



平成16年度第3回役員会

□日 時 2005(平成17)年2月9日(水)14:30〜17:00
□場 所 奈良市:奈良文化会館 2階集会室AB
□出席者 24名(欠席1名)

1 報 告
(1)前回役員会記録報告
           会長事務局提出前回役員会記録が了承された。

(2)平成16年度総会報告
 会長事務局提出総会記録が了承された。

(3)会員現況及び平成16年度会費納入状況報告
 会長事務局から資料に基づいて、平成16年9月1日以降平成17年2月1日までの間に、個人会員7名、準会員1名の増加で485会員数となった旨説明があった。
 また、今年度会費納入状況について、32件の未納があることが報告された。

(4)委員会報告
 各委員会から報告があり、質疑応答が行われた。

(5)地域担当理事報告
 地域担当理事から報告があり、質疑応答が行われた。

2 協 議
(1)第16期役員等の選出について
 会長から、経緯について説明があり、候補未確定理事については、
@第16期の業務が開始される時点までに会長の責任において選出、
A平成17年度第1回役員会で報告、
B平成17年度総会で報告、という取り計らい方が了承された。
 また、会長事務局から、新委員会委員の就任手続きについて、各委員会の業務を円滑に遂行するために、
@各期会長が委員会担当理事から次期新委員会担当理事との打ち合わせに基づく委員会委員の推薦を受けて、当該期の役員会での承認後、就任手続きを実施
  A次期新会長が、就任後第1回役員会において委員会委員長担当理事からの推薦委員(副委員長を含む)の承認後、就任手続きを実施、これらのいずれかの取り扱いで行うことができるようにしたいという提案がなされ、了承された。

(2)災害時(国内外を問わず)の全史料協の対応について
 資料保存委員会委員長から、新潟中越地震におけるボランティアの要請への資料保存委員会対応について、ボランティア活動支援にどの様に関わることが可能か、等の諸点を検討したが、このことは全史料協全体に関わることであり、その方向性を出すために、役員会で検討されたい、という提案がなされた。
 これに対し、ボランティア活動中の被災への保証の方法としてその活動が公的なものとして位置づけられることがひとつの方法であること、公的支援に文化財保護という点を加えること、文化財保護という観点をより普及すること、などの意見がだされ、これらを踏まえ、資料保存委員会は考え方をまとめることとされた。

3 その他
会長事務局から、平成16年度決算書・事業報告の作成及び事務引継、並びに平成17年度予算案及び事業計画案の作成についての説明がなされた。


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