平成17年度第2回役員会会議報告
日 時 平成17年9月16日(金) 13:30〜16:40
場 所 東京都公文書館
出席者 21名(欠席3名)
1 協議
(1)第31回全国大会(福井大会)について
大会企画委員長から説明があり了承された。
(2)平成17年度総会について
各委員会の事業計画の説明と地域別協議会の活動報告については、担当理事が行うこととした。なお、質疑応答で、各委員会に関する質問はそれぞれの委員長において答弁することとした。
(3)「2007年ICA/SPA運営委員会の日本開催要請」について
ICA/SPA運営委員会を2007年春日本で開催することが了承され、総会に提案することとした。開催経費については、基本的に全史料協の予算で措置する。開催地は、京都及び首都圏とする。総会で承認を得られれば、第3回役員会で実行委員会を立ち上げ、条件整備など詳細を詰めていくこととした。
(4)総会の開催時期について
総務委員会から平成17年3月15日付で開催時期について、従来どおりの一括開催方式と総会と研修会・大会の分割開催方式の2案が両論併記の形で報告された。それを受けて会長事務局から総会は第1案の「研修会+総会+大会一括方式」で開催することを提案した。「会計年度と総会開催時期とのタイムラグの問題」は、「制度改正」の方向で総務委員会に於いて検討を進めることで了承された。
(5)指定管理者制度導入に伴う会員資格について
会則第4条第2項について、会員は広く受け入れるという方針の基に、指定管理者の運営主体がどこであろうと、施設が機関会員として登録される。史料を保存・利用している機関であれば、機関会員として認められる。また、個人会員については、現在の勤務場所にかかわらず、過去に史料保存利用機関等に勤務して業務経験を持つ者であれば会員資格がそのまま継続されるということが再確認された。
(6)アーキビスト倫理綱領について
総務委員会から倫理綱領について、総会で採択することを提案されたが、さらに総務委員会で文言・訳語や他国の状況等々を検討していくこととした。
(7)各委員会に後援、共催依頼があった場合の全史料協としての対応について
研修・研究委員会内規の後援基準に照らして、各委員会毎に検討し、その結果を総務委員会又は会長事務局に年内に提出する。総務委員会は、それを加除修正し、第3回役員会に諮り統一的見解を出す。その後は、その基準を基に各委員会で判断し、その結果を資料とともに会長事務局に送付する。会長事務局は、それをホームページに掲載することを確認した。
(8)歴史文化資産リスクマネジメントシンポジウム実行委員会への参画及び後援について
高橋理事は全史料協の代表として参画することや、後援についても了承された。また、外部の団体との交流については、役員会に報告することが確認された。
(9)アブダビにおけるICA/SPA代表者会での全史料協活動報告について
総務委員会からICA/SPAのWebサイトに掲載する全史料協の活動内容についての説明があり了承された。
2 報告
(1)平成17年度第1回役員会会議報告
会長事務局提出前回役員会記録が了承された。
(2)会員現況及び平成17年度会費納入状況報告
会長事務局から書面報告があり了承された。
(3)委員会報告
@ 総務委員会・・・報告のとおり特に質問も無かった。
A 大会企画委員会・・・報告のとおり特に質問も無かった。
B 研修・研究委員会・・・報告のとおり特に質問も無かった。
C 編集・出版委員会
会誌15号は、10月末頃に刊行するとの報告があった。
D 専門職問題委員会
・アーカイブズ学会等との連携の話は、16年度第1回の役員会において15年度の報告と16年度の事業計画に載っていたことを確認した。
・第2回アジア太平洋アーカイブズ学教育国際会議実行委員会(仮称)設置について説明があった。2006年秋に開催される予定の国際会議受け入れ発起人の代表から実行委員会の委員に加わるよう専門職問題委員会に要請があり、鈴木委員長と高橋理事を人選した。9月30日実行委員会が開催され、正式にスタートした後、実行委員会から会長事務局へ後援等の協力要請をする予定。
E 資料保存委員会・・・報告のとおり特に質問も無かった。
(4)地区部会報告・・・報告のとおり特に質問も無かった。
3 その他
(1)全史料協HP管理について
総務委員会からホームページの管理については、会長事務局の所掌事務とするよう提案があり、了承された。
(2)総会資料の事前配付について
会長事務局から当面大会出席者に事前郵送するとの提案があり、了承された。
(3)平成17年度第3回役員会について
次回は、2月14日(火)〜15日(水)岡山県で開催する。
(4)第32回全国大会(岡山大会)について
平成18年11月8日(水)〜10日(金)岡山県衛生会館及び三光荘(8〜9日)、岡山県立記録資料館(10日)で開催する。
(5)第33回全国大会(茨城大会)について
平成19年11月20日(火)〜22日(木)茨城県立県民センター(20〜21日)、茨城県立歴史館(22日)で開催する。
(6)市町村合併時の公文書保存の適正化について
総務省大臣官房総括審議官から各都道府県知事宛の文書を紹介した。
(7)その他
9月7日開館の岡山県立記録資料館に9月5日付け全史料協会長名で御祝文を送付した。
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